新しく家を建てる時には、自分自身のことを知っておくこと

風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
ゴールデンウィーク始まりました。
住宅展示場に足を運ぶ方もおいでかもしれません。

今日は、メーカーさんでほとんど設計された間取り図をお持ちになり、鑑定にお越しになった方のお話です。

その方が望んだことは、
①夫婦それぞれの書斎が欲しい
②ピアノを玄関に置きたい
③対面キッチン

ところが、出来上がった設計図は、吹き抜けの玄関からそのまま広がるリビングと、リビングの横につながるキッチン
ピアノ脇のらせん階段から上がった場所にある吹き抜けを見下ろすような書斎でした。

「キッチンのにおいや油がピアノに沁み込みそうでイヤ」
「ピアノがうるさくて書斎にならない」

織路「うーむ。それはそうですね。これは、住宅メーカーの営業さんから設計士さんにそのまま仕様書発注みたいな感じで流れちゃったんですね」

とはいえ、①②③が効率よくかなえられた考えられた図面です。

「こんなメーカーと縁を切るべきですか。全然わかってくれない」

ということで、いくつかのメーカーさんのうち、どこと契約すべきかというご相談にお越しになったのです。

その決断はまだ早いかもしれないと思いました。

織路「もしかしたら、まずご自身の本当の望みに気づくことが先かもしれないです。
新しいメーカーさんとも行き違いになる可能性があるからです。
お客さまの特徴を占術で拝見しましたが、相手のことを大事に思う方が先で、上手に真意をお伝えになるのが苦手なようにみえます。
全部言うと、メーカーさんが自由に良いものを書けないと考えられたのではないでしょうか。

さきほどの①②③を依頼したときの本心を私なりに翻訳すると、

①それぞれが自由に過ごすお部屋にしたい
②グランドピアノを肩身の狭い思いをしながらひきたくない
③メリハリつけて、集まる時には家族としてずっと一緒の時間を過ごしたいから、1つの事例として対面キッチンがいい。

つまり、好きなことをしたいし、家族にもしてほしいと思っているけれど、周りに迷惑をかけたくないという優しさから、こういう条件をメーカーさんに3つ出されたんではないですか?」

そうですそうです!!

ということで、せっかく縁があったメーカーさんなので、まずは、そのあたりをきちんとお話できるよう設計士さんも同席して再確認をされることに。

図面を見たら、その設計士さんが、精いっぱい考えて作っておいでなのが伝わりました。
風水的な視点で、どういうレイアウトがいいのか、どこで寝たらいいのかなど、いくつかアドバイスして鑑定は終了しました。

「風水を見てもらうのに、なんで家族の生年月日もいるのかって思いましたが、こういうことも見るんですね」

そうなんです。
自分がどんな性格かを知って、そこを乗り越えて、設計士さんや大工さん、銀行さんなどのたくさんの人の助けを得て、良い家が建つんですよね。

ということで、新しい家を建てる時には、自分自身の長所と課題を知ることも大事という鑑定のお話でした。

明日の予報
お出かけよりも、お片付けによい日。
整理やお片付け、整理整頓できるところまでがんばりましょう!

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風水師 織路由麻

「はこにわプレート」オーナー開運予報士® 創設者
風水師の織路由麻(おりじゆま)です。 「占術は怖くない」 それをお伝えしたくて占術について様々な情報を発信しています。 「どうすれば楽しく幸せになることができるか」「安心して人生を歩むことができるか」、無理なく幸せな道を選択していく、占術に頼り切るのではなく、人生のパートナーにすることを願って活動しています。
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