昨日、無事グランドオープン。
ありがとうございます。
「感謝」という言葉しかありません。
来てくださったお客さまに感謝するとともに、頑張って出勤してくれたメンバーと、自分の運命に。
実は、やっと書けるようになりましたが・・・、
須田先生（フードビジネス戦略プロデューサー）が担当した店舗の中で、
「これまで経験したことのない危機的状況」とおっしゃるぐらい、の状況が続いていたみたいです。
飲食業経営に関しては、素人だからかもしれませんねー、
「あー、そう来たかー」って思うばかりで、怖くなかったのがホントのところ・・・。
どんな危機的状況？
建物でいうと、
飲食業営業の用途変更による設備対応のために店舗の引き渡しを受けるまで１カ月以上遅れてしまって、依頼していた工事業者さんにお願いできなくなり、次の業者さんが見つからないとか、
オープンギリギリになってもビルそのものの配線間違いで電気が通らないとか、
屋上からの漏水で、また工事とか・・・、
人でいうと、
キッチン担当チーフがいきなり来なくなり、しかも２人続けて、いきなり来なくなってしまったのがレセプション前日とかオープン初日とか・・・、
他にもストレスと体調不良で３９度の熱が出て、点滴を打つことなった急病メンバー発生とか、
食材でいうと、
大雪で仕入れが来ないとか、
ビール会社さんが途中で変更になるとか、
ワタシ個人のことでいうと、
プレオープン２日前に、母が２日続けて倒れて、軽い脳梗塞の症状で救急車で運ばれその対応もするとか、
いやいや、いろいろありますな。
「それでもオープンしますか？」と、何回聞かれたことか・・・。
その都度、「はい、オープンさせます！」といえたのは、
夢がいっぱいある人や、働きたいけど時間に制限があって働けない主婦層などが働く場所を増やしたいという想いと、カラダだけでなく、来てくださったお客さまのココロもカラダも元気になるお店ができるはずだという想いを持ち続けていられたこと、
それから、これまで起きたいろいろなことをそのままにしないでいたことだと思います。
想定外が続いたことで、当たり前に「想定外の事態になるもんだ」と思うことができて、
どんなケースがあっても開店できるように、次の打ち手（変更要素）を考えられるようになってたみたいです。
いちばんしんどかったのは、プレオープン初日にシェフが来ない！！！というとき・・・。
↓
前の日に、なんだかカンが働いた・・・。
遅くまで頑張ってくれたメンバーに、「何か帰りに食べてね」って晩ごはん代を渡していたら、
「もらうわけにはいかない」と、頑なに拒んでいたので・・・。もしかしたら？
もやもやもや・・・。
メンバーを見送って、覚悟を決めました。楽観するより、取り越し苦労をしよう！！
徹夜で、メンバーにこれ以上不安な思いをさせないように、メニューを一部変更し、頭から作り直しして、種類を限定し、マニュアルを整備し、素材の下ごしらえを済ませておきました。
やっぱりシェフは来ませんでした。
次にしんどかったのは、昨日（２２日）のグランドオープンの日に、キッチンメンバーがダウンしたとき・・・。
↓
前日、熱っぽいって言ってたから、お休みになるかも。もやもやもや・・・・。
楽観せずに、取り越し苦労することにして、やっぱり徹夜
で、やっぱり、そうなった。
そして、今日。
「復活しましたーー。」って元気に出勤してくれたメンバーに会えて、
じーん（泣きませんでしたけどね）。
平穏に迎えられることのありがたさを感謝したというわけです。
いろーんな意味で、経営者として、鍛えられている最中です。
今日は、眠ることができるかなー。
がんばりまっす！
風水師 織路由麻
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