風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
同僚が口達者で、いつもやり込められて周りに吹聴し、負けてしまって悔しい思いをするとおっしゃる方が鑑定にお越しになりました。
「正しいことでさえ論破されたり、そういう言い方をするのがよくないと別の切り口を探して言われたりしてつらいんです」
織路「それはつらいです。
やり返されないと思われてしまうと、なぜかうまく責任をなすりつけられてしまうんですよね。」
「そうなんです!
取引先からの緊急要件があって電話したら、大したことじゃないのに休みの時に連絡してきたから休めなかったと言われたり、
逆にお客さまから大した内容じゃないけれど伝えておいてと言われたことをラインで伝言したら、緊急の用事は電話して取り次ぐべきだったのにそのせいで取引先に叱られたって言われるんです。
自分が出社して取引先に連絡するのが数日後だったのが悪いのに。
本当に、いやがらせだとしか思えないです。
いつもいつもマウントされるんです。」
中庸=バランスを取るということは言うまでもなく大切なことなので、できないと思わず、毎回こう言い返せばよかったという振り返りをしたり、やりとりの記録をつけてみたりして、少しずつでも正しく言い返す練習をした方がいいですよと伝えましたが、
「なかなか勇気が出ず、できません」
ぐるぐるぐる、何度か同じやりとりに。。。
織路「そしたらいっそ、無敵になっちゃったらどうですか?
敵をやっつけて無敵になる方法が世間一般の考え方だと思いますが、最初から敵がいないことも無敵なんですよね。
勝ち負けという思考をなくして、受け止め続けていたら、さすがに周りが気づくんじゃないでしょうか」
「そんなことできる人いませんよ」
うーん。
織路「あ!そういえば、緒川先生がこんなことをおっしゃっていました。
『悪霊退散とか言うパフォーマンスをする霊媒師いるやろ。
あくまでボクの考えやけどな、それ良くないと思うねん。
苦しんで退散したもんは、次の誰かに行くかもしれへんやろ。
そんなことしたくないもんな。
頭の中で笹団子やらお茶やらお供えもんして、そんで笹船に乗って行ってもらうねん』って。
敵をつくらない無敵さを目指すのもいいんじゃないでしょうか。」
お客さまは、緒川先生の鑑定を受けられたこともおありだったので、何か感じられたようです。
「ちょっと無敵の猛者めざしてみようかなと思います。」
織路「もしかして、私も論破してしまっていますか?」
「いえいえ(笑)。勝負という考え方をもたなければ無敗でいられますもんね。
無敵であり無敗だと考えたら楽しくなりました」
なるほど。無敗でもあるんですね。
私も学ばせていただきました。
「緒川先生でさえできるんだから、自分ができないことはないですしね。」
緒川先生、いないところで結構イジられております。
生きやすくなるためのご参考になれば!(^^)!
明日の予報
仕事運が良い日。
動きのある1日を。
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