鬼門とフニクラ・フニクラ

風水師の織路由麻(おりじゆま)です。

ある鑑定士に、鬼門=北東の玄関を指摘され、気にされて、引越しした方がいいかというご相談がありました。

結論からいうと、「鬼門の玄関でも引っ越し不要」。

各方位にめぐる向星と山星によって吉凶をみていくということが風水の1つの考え方で、
西に黄色でもないし、鬼門に塩ということでもないです。

お客様「鬼門っていわれると怖いですよね、どうして鬼門というのですか?」

織路「そう感じますよね。よくいただくご質問なんです。」

そう言いつつ、
「鬼のパンツの素材は何だと思いますか?」

お客様「ええと、たしかトラ模様ですよね」

正解です。

【鬼のパンツ】

鬼のパンツは、いいパンツ 強いぞ 強いぞ

虎の毛皮でできている 強いぞ 強いぞ

5年はいても破れない 強いぞ 強いぞ

10年はいても破れない 強いぞ 強いぞ

はこう はこう 鬼のパンツ はこう はこう 鬼のパンツ

あなたも あなたも あなたも あなたも
みんなではこう鬼のパンツ

※イタリアの歌曲である「フニクリ・フニクラ」の替え歌で、原曲の歌詞と全然関係ないです。
ヴェスヴィオ山の登山電車「フニコラーレ」のコマーシャルソング。

織路「旧暦だと、立春(2月4日頃)から新しく1年が始まります。
十二支で、いうと、ちょうど寒い丑(うし)月と、寅(とら)月の頃。
節分にも鬼が出てきますが、その鬼の角は牛の角でパンツが虎。
この月が終わったら、桜のシーズン、春がやってきます。
早く春が来てほしいから、丑月と寅月を模した鬼をやっつける節分という行事があるんです。

十二支は方位も示していて、丑寅の方位は、北東。
だから、2方位をまとめて「鬼門」というんです。

お客様「でも、鬼って悪者ですよね」

織路「ふふふ。天使も鬼もみんな自分の中に内在してます。
泣いた赤鬼という物語がありますよね。
村人と仲良くなりたいと願う青鬼のために、わざと悪者役をして青鬼に自分を倒させて、青鬼をヒーローにしたあと、自分は村を去っていくという。
見えている現象は、未来のために必要なこともありますし、
見えているものなんて、見えないものに比べたら大した量ではないですよ。
鬼=悪者、という単純なものではないんじゃないかと私は考えています」

9運になった今、その方位の向星は悪くないので、鬼門だからと引越しをするのはモッタイナイと伝えて鑑定は終了しました。

占術って、原理をいっぱい知っておく必要があります。

でないと
「アンタ〇ぬわよ」

という宗教みたいな預言になってしまいます。
そんな鑑定士は、「鬼門」というパワーワードは良い武器になるのだろうなぁ。

皆様におかれましても、一般的に言われていることを気にして幸せを手放すということがありませんように。

しかし・・・、ここ数日「鬼のパンツ」のメロディーが頭の中をぐるぐるしています。
ううむ。
ブログアップしたら、原曲を聴いてみようと思います。

明日も緒川先生の鑑定です。

明日の予報
月破
時間に余裕を持って行動しましょう



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風水師 織路由麻

「はこにわプレート」オーナー開運予報士® 創設者
風水師の織路由麻(おりじゆま)です。 「占術は怖くない」 それをお伝えしたくて占術について様々な情報を発信しています。 「どうすれば楽しく幸せになることができるか」「安心して人生を歩むことができるか」、無理なく幸せな道を選択していく、占術に頼り切るのではなく、人生のパートナーにすることを願って活動しています。
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