風水師の織路由麻（おりじゆま）です。
今年ならではということではなく、徐々に、ココロがざわざわし始めている方が多いようです。
人間も自然の産物なので、桜も散り土用ももうすぐ、季節の変わり目を感じる頃は、ざわざわすることが増えたとしてもおかしくはありません。
そんな中で、
「私の天職を知りたい」という方の鑑定依頼がありました。
ーーーお猿さんは木登りでオリンピックを目指すことはできても水泳は難しい
逆に魚は水泳は得意だけど、木登りでプロになるのは難しいーーー
という、以前書いたブログを見てくださったようです。
誰にでも当てはまる天職（プロになる）の３つの条件をお伝えしました。
①個性や傾向
②これまでの経験・能力・資格・技術力
③興味があるか、熱意や情熱を持つことができるか
①は、占術で洗い出すことができます。
でも②と③は、ひとそれぞれ。
お客さま「具体的にはどんな感じですか？」
織路「たとえば、水泳でオリンピックに出たい、水泳のプロになりたいという人がいたとします」
お客さま「あぁ、猿ではなくて魚なんですね」
織路「そうです。そもそも②である水泳ができる、早くなる素質があるってことが大事ですよね。
究極、性格がいい人かどうかというポイントは不要ですし、いい人でいることを磨かれていたとしてもオリンピックには出られないですよね。」
お客さま「なるほど」
織路「だから、天職というのなら、それが可能かどうかの②がそもそもあるかどうかは絶対条件ですね。
そして③です。
どの道でもプロになるのには、最低１万時間は必要だと言われています。
１日１０時間の訓練や学習×３年という時間を費やすのなら、もう生活と密着するぐらいのレベルでないと、ココロがもちませんよね。
だから、その職業に対する熱意や情熱が必要なんです」
ということで、占術を活用し①の提案をさせていただき、一緒に②③を洗いだしました。
こんな感じです。
①安心安定を好むタイプ
⇒今は営業事務。急な残業が多くて、自分の時間が取れない状態がつらい
②数十人の部の経理関係の費用の入力一切をこなしてきたし、誰よりもスピードはある。
予算の中で見込みを立てて、使い過ぎないように調整する担当も長年経験している
③入力作業や仕分け作業は嫌いではないし、きちんと数字が整うと喜びを感じる
織路「整理できてきましたねー。」
そんなことで、簿記の資格をしっかり取って、実務のわかる＆管理会計ができる税理士を目指されることになりました。
お客さま「覚悟決まりました。こんな世の中ですし、逃げてきた資格取得にチャレンジします！」
毎日の仕事も、いい人になる訓練というよりは、現状を把握するという視点で勤務できるようになるとおっしゃってくださいました。
そうそう、税理士さんの中でも管理会計（『財務会計』と違って、事実とデータから予測を立てて情報開示するというイメージです）までできる方は少ないので、
これまでの知識と経験（肌感覚）は、かなり生かせます。
鑑定だけで天職は見つけられません。
きちんと鑑定データをもとに、②③を肉付けして初めて見つかるものなんですよね。
皆さまも、もしかしたら、間違ったベクトルで、天職探しをされているかもしれません。迷ったときは自分を見つめなおすチャンス！
①②③に分けて考えてみてはいかがでしょうか。
明日の予報
土用前日。今のうちに万年竹の黄色くなった葉っぱのカットや庭いじりをしておきましょう。
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