今日は、夕方から雨が降り、
お客さまが引いてしまったので、
この時間を使わせていただき、
少し前のことになりますが、
元の会社の、尊敬する大先輩から
お電話をいただいたことについて
書き綴ってみたいと思います。
長文なので、お時間のある時に。
さて、その大先輩は・・・。
実務をこなすスピードが速いだけでなく、
部門間の調整力もあって、
いろいろなプロジェクトに引っ張りだこで
成果を出してきた方です。
「おまえさー、占いなんて商売、なんで始めたんだ?
占いなんて怪しい商売、やめろよ。
おまえには合わない。
占いに頼るヤツはココロが弱いんだよ。
そんなヤツ助けるような仕事して楽しいか?
それが会社をやめてまで、やりたかった
おまえの一生の仕事なのか?」
「はい、そうです。」
「変わったヤツだな、わからないよ。」
「先輩は、占いのこと、怪しいって
おっしゃいましたが、本当にそうですか?
ワタシはそもそもそう思っていないんです。
たとえば、風水は、もともとは自然や環境に
どう自分を合わせていくかというところから
始まっています。
まったく支離滅裂なことではないんですよ。」
「孔子が擦り切れるぐらい読んだって
言われている『易経(えききょう)』という古典も
占いのこと書いています。」
「会社の名前だって、『易経』の1文から
付けているじゃないですか?」
それでも、先輩は合点がいかない様子です。
「占いや宗教に頼る経営者が多いらしいけど、
そんなにココロが弱い人間は、経営者になるべきではない。
サラリーマンだって、みんな、
ギリギリのところで、自分で決めて
頑張っているんだから。そうだろ?
おまえとはもう違う世界に生きているんだろうな。」
「そうですね。
でも、占いに頼る経営者のココロが弱いなんて、
言わない方がいいですよ。
だって、先輩は、お仕事できる方ではありますが、
経営者になった経験は、ないでしょう?」
「例えば、80:20ではなくて、
成功と失敗の割合が
51:49や50.1:49.9でも
自分自身で決断しなければいけなくて、
しかも自分の後ろに100人の部下と家族を
抱えている経営者が、
路頭に迷わせるかもしれないという恐怖と戦って
最後は独りで決めなければいけなくて・・・、
そんな人が、今流れている『いい気』が何かを
知って少しでも成功させたいと思うこと、
そんな人は、会社や組織に守られている
先輩よりもココロが弱いですか?」
「自分の決断が間違ったら、
会社は、ICU(集中治療室)行きどころか、
即死する、そんな状況でも決断しなければ
進まない日々が、現実であること、
これは、先輩が知らない世界でしょう?」
「・・・。そうかもな。そんな時になったら、
経営者は、独りでさみしいだろうな。」
「そんな人が、口のうまい、占い師や宗教家に
頼ってしまって困ることのないように願うこと、
本業を必死で頑張ることができるように
ご本人に代わって、必死で前進するための鍵を
探し続けようとする
そんな開運予報士(=占い)になりたいんです」
「ふーん。まだ、しっかりと理解できないけど、
怪しい占い師を目指していないことだけは
わかったから、応援しておいてやる」
「ありがとうございます!!!
がんばりまっす!」
「おー、オレも頑張るよ。
定年になるころ、自分探しをする時に、
おまえの占いを使ってやるよ。」
「あれ?そんなに弱くないんじゃなかったでしたっけ?」
大笑いして、電話を切りました。
まだまだ占いは、理解されないことも多いですが、
占いを身近に感じていただき、
前に進むためのツールとして使っていただけるように
なるために・・・。
これまでもこれからもがんばろうと思える
きっかけを作ってもらった先輩に感謝。
長文、読んで下さったこと感謝します。
書く時間ときっかけをくれた、横浜元町の雨にも感謝。
風水師 織路由麻
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