風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
「姉妹なのに出来が全然違って」
お姉さんは小さい時から出来が良くて、成績もよく、スポーツも万能、コミュ能力も高く、おまけに美人さんだそうです。
一方で、今回お越しになった妹さんは、小さいころ、一生懸命勉強してもお姉さんに敵わず、リレーの選手になったこともなく、背も低め。
親は、コミュ力があり、親を喜ばせる言葉を上手に使う姉を溺愛し、
「なんで妹は、できないんだろうね、同じ親から生まれたのにね」と。
お話を伺いながら鑑定開始。
織路「19歳頃から、流れが変わっていませんか?
その頃、カレさんができた可能性もありますよね。
一方でお姉さんは、その前の年から流れが変わって同僚などで苦労しはじめた可能性があります」
「やっぱりそうですか。
なんだか、流れが変わってきたことすごく実感しています。
私の方は、たしかに20歳になるちょっと前にカレができたんです。」
妹さんは大学を機に一人暮らしを始めて、お姉さんと比較されなくなったからか、本来の穏やかな性格に戻り、やがてカレができ、就職し、順調に結婚へ。
一方でお姉さんは、よい就職先を教授が紹介してくれたのに、箔を付けることを目的に有名な大学院に進学されたそうです。
でも、もともと研究が好きではなかったと退学してしまい、実家から通える場所で就職しているとのこと。
お姉さんは、ご両親に「昔は自慢の娘だったのに、なんでこんなに落ちぶれたのかな」と言われ、傷ついているそうです。
織路「ご両親の言い方はひどいですね。傷つきますね。
でも、それをバネに頑張った(妹さん)のは、さすがです。」
「流れが変わると、立場は簡単に逆転するんですね。
姉はスッカリいじけて、太ってしまって、カレを譲れと私に・・・」
織路「暴言ですね。カレシさんはモノではないですからね。
コミュ力が悪い方に使われていますね・・・。
まぁ、研究が好きでもないのに、箔をつけるために大学院という考えだと、卒業は厳しかったんでしょうね。」
当時、大学教授が就職をすすめてくれた先は商社だったそうですから、そっちの方がヨカッタのだろうと思いますが、もしかしたらお姉さんは、ご両親の期待をキャッチし、望む最高の学歴をつけようとされたのかもしれませんね。
「運の流れって怖いですね。せっかく授かった能力でさえ、自分を守る武器ではなく、自分を傷つける凶器になるんですね。みんなそうなるんですか?」
いえいえ。
運の良し悪しにかかわらず、いつでも人は、自分がイチバンなりたくない姿に落ちる可能性があるんです。
織路「100点の人などいないので、流れにそのまま乗ると、そうなる可能性が高いです。でも、自分でそうならないよう常に意識して行動し考えることで防ぐことができるんです。修行みたいなものですね。」
妹さんは、過去は過去、今は今とおっしゃって、
お姉さんの暴言に傷つくことを辞めて、今の良い流れを楽しむことを決めて、元気にお帰りになりました。
兄弟間の格差は、大なり小なり、どなたにも経験があるはず。
私も気を付けようと思います。
了解を得られたのでご紹介を。(内容を少し変えています)
お幸せな結婚生活になりますように(*^▽^*)
明日の予報
新しいことよりも、整理整頓に向く日。
しっかり土台固めを。
まだまだ土用期間中です。ガーデニングは先送りを。
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風水師 織路由麻
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