風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
経営者や政治家は占術の中でも易が好きな方が数多くいらっしゃいます。
難しいとおっしゃる方も多いのですが、そういう訳でもないので、今日は64ある易卦の1つを書いてみます。
易で「音楽の卦」ともいわれる「雷地豫(らいちよ)」というものがあります。
地下にいた陽気が春雷として踊り出て、喜びを爆発させて寒気を吹き飛ばす。
イキイキとした様子です。
音楽は、いろいろな感情を左右し飛び出す勇気になることが多いです。
だから過去の歴史を見ても、戦争に使われることがあって、太鼓を鳴らし、ラッパを吹いて進軍するというようなことになります。
コロナ禍で数多くのアーティストさんが歌を動画に載せていましたが、こんな風に、元気をもらったり、よい方向へ鼓舞するために使いたいですよね。
私は、この卦を見る時、昔観た映画の「フラッシュダンス」の最後のシーンを思い浮かべます。
(ここからは映画のネタバレ要注意)
主人公は、ダンスが好きでバレエ学校に入学したいけれど、十分なバレエの経験がない。諦めて膝を抱き幾夜も過ごしていたときに試験を受けるチャンスが訪れる。
自分なんて、きっと合格しない。
紹介してくれた人に「コネなんかで受験しない!」と逆切れして、自分の不安を相手にぶつけてしまいます。
そこから紆余曲折あり、受験できるという機会を得られたことの有難さにようやく目が向き、チャンスだと行動できるようになり、試験会場へ。
会場には、バレエの基礎をみっちり仕込んだ候補生たちがたくさん受験に来ていました。そして自分の順番になり・・・。
思い切って踊るうち、生き生きとした動きに変わり、審査員を感化させるというラストシーンです。
(合格したかどうかは、ここでは内緒)
この曲のフレーズをいくつか紹介します。
first when there’s nothing but a slow glowing dream
=最初は、ゆっくりと熱くなっていく夢以外、なにもなかった
that your fear seems to hide deep inside your mind
=あなたの恐れが、心の奥深くあなたの夢を隠しているように見える
(中略)
what a feeling I am music now
=なんていう感覚でしょう 私は音楽と一緒になっている
being is believing
=生きているということは信じること
「雷地豫(らいちよ)」の卦の意味に似ていると思いませんか?
未来を信じて、準備してきたことを武器にして、春雷のように地面から飛び出す人は、寒気(冬)を終わらせ春を安定させることができます。
たくさんの芽が育ってくる春、音楽を奏でるように地面からたくさんの陽気が飛び出す、そんな卦なんですね。
さて、ここまで書くと見えてきます。
やらされ感によって春が来るのではなくて、地面の陽気がたくさんたまって、心の奥底に潜み切れず、外に飛び出してくるんです。
逆に言うと、元気でいたい、幸せになりたいという方は、飛び出さないと結果は出ないよともいえるわけで。
人生は1度きり。
たくさん芽吹いた大地だって、大きな大木になるのはわずかです。
チャレンジをたくさんするうちに、どれかの芽が大きく成長します。
誰の物でもなく、ご自身の人生、1つでも多く、陽気を爆発させる何かを経験しておきませんか?
明日の予報
お出かけによい日。振込みや貯金など、お金に関することにもよい日。
雨の合間に用事を済ませてスッキリしておきましょう。
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