風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
先日、仕事でお客さまに返金するべきだった料金をコロナ禍の中でそのままにしていたとおっしゃる方が相談に来られ、
「積み重ねてきたこれまでの信頼を失ってしまった。
こんなコロナ禍の中で、もう、どうすればいいだろうか。」とおっしゃいました。
返金されなかったことを悪意だとして大げさに言われてしまい、まるで盗んだかのように周りに言われてしまったそうです。
自分が嘘つきで、悪意があると周りが感じているのではないかとも感じて、
「このまま世を去ってしまいたい」
それはつらいです。
「嘘つき」とか、事実を大げさに面白おかしく言われたら、誰だって傷つきます。
私も、裏切られたり、梯子を外されたりすることはよくあります。
泣きたいわけではないのに、汗のように勝手に出てくる涙を拭きながら仕事することは、今だってあります。
織路「私もそういう経験します。
つらいです。
でもこんな風に考えて乗り越えるようにしています。
鑑定ではありませんが、もしよかったら、私のお話に付き合っていただけないでしょうか?」
・・・・・・・・・・・・・・
世の中は変わっていきます。
年収
外見
会社
役職
家
財産
信用
信頼
友人
幸福
健康
この人は裏切らないという縁・・・
永遠に続くように見えて、これらは、実はぜんぶ、海に浮かぶ丸太のようなものです。
しがみ付いて浮かんでいても、やがて波が来て、くるっとひっくり返され水の中に。息が吸えなくなります。
こんな時は、丸太から手を放し、息を吸い、そしてまた丸太につかまります。
変わっていくものは全て、丸太と同じです。
でもなぜか、人は丸太の時は手を放すことができても、永遠に続くと思っているものに必死にしがみついてしまいます。
信頼を失ったとしても、そこから這い上がればいい。
事実でないことを中傷されたとしても、そこから始めればいい。
・・・・・・・・・・・・・・
そんな話をしていたら、お客さまが
「あぁそうですね。丸太がひっくりかえったら、波に文句言わないですもんね。
波に文句言っても仕方がないと考えますもんね。
また丸太がひっくりかえるのを待つより、手を放してまた丸太を抱えた方が早いですよね。」
織路「理解いただくのが早いです!」
ようやく落ち着いて鑑定を受けていただけるようになり鑑定へ。
命式(生年月日から洗い出すもの)の中の印星が強く考えすぎる傾向があること、だからこそ、起きた事象に対して発想を変えたら生きやすくなることをお伝えし、終了しました。
『目は目を見ることができない。指は指を指すことができない。誰でも自分のことは案外わからないものだ。』(アンデルセン)
織路「目は自分で自分の目をみることができませんから、他人に自分のことを見てもらうという機会は大事です」
「はい。ようやく眠れるようになりました。今度は、悩みではなく、今年の過ごし方など、どうすればいいかを聞きに来ますね」
よい日々をお過ごしになりますように。
明日も緒川先生の鑑定です。
明日の予報
悪縁を切るのによい日。
なぁなぁになっていることがあれば終わらせてしまいましょう
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