風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
時折、ご夫婦そろって鑑定を受けられるというケースがあります。
ここのところ続いていて、そのうちの1つについて許可いただいたので、紹介させていただきます。
調停まで行くとか行かないとか、そんなレベルのお話にもなっていたものの、お二人で鑑定を受けられるということだったのでお話を伺おうと思いました。
命式を見ると(ちょっとマニアックです)
妻さん=丁酉(ひのととり)
夫さん=辛卯(かのとう)
お互いの夫妻宮が剋しあって、さらにはお互いの命式も剋しているような命式です。
こじらせるとシンドイはず。
織路「命式をみると、お二人とも、そもそもご自身の中に矛盾した感情をお持ちのタイプになります。
これまでも、表に出しているご自身と考えていることが違うケースがたくさんありそうです。
相手に、ご自身のもやもやの感情をわかってほしいと言う気持ちが、夫婦関係だけでなく、ずっとあるようですけどいかがでしょう。」
七政四餘(しちせいしよ=中国式のホロスコープでみる方法)で見ると、お一人はちょうど火星がのっかっていて、片方が土星と角度をとっています。
織路「また、妻さんは今は星の影響なのか攻撃的になりやすく、またもともと頭の回転が速いので言葉も次々に出るでしょう。だから調停という言葉にもなったかと。
夫さんはご自身の本質と向き合う本気度が試される時でしょう。」
そんな話をしていたら、何回か通信が途切れ、
初めは1つの家の中で、別々の部屋からつないでいたzoomでしたが、途中から1つの画面で隣どおしに。
環境に助けられたのか、視点が相手の攻撃から、ご自身に向いてきたような感じがしました。
妻さん「昔から、私は考えすぎる傾向があったと思います。そして自分が言うことと考えていることが違うことは常に。
そして、怒りを爆発させてしまうこともありましたし相手に過度な期待をしてしまうことも確かにあって、会社でも上司や部下を泣かせてしまうことも」
夫さん「好かれようとしてしまって、思ってもいないことを言うことはよくあって、そういう自分が嫌いだと思うことはよくあります。
また、過剰に自分が責められているように感じる性質は確かに・・・。」
織路「会話を通して縁を深くするご夫婦の関係なので、話をしなくなったら継続は難しいと思いますね」
ご夫妻「確かに当初は、たくさん出かけたり、意見交換したりして新鮮さを感じて楽しかったです。
今は、食事でさえ一緒にしないから」
向き合って話をするのではなくて、隣にいながら、それぞれが画面を見ている(視線が合わないと)本音を語ることができるものなのかもしれません。
ご存知でしょうけれど、調停に入るとこれぐらいの時間とお金がかかりますよ、と過去のお客様の事例をお話しして、
織路「大事なのは、好きかどうか。
まだお互いに気持ちがあるのなら、一緒に体験できるようなことをしたらどうでしょうか
遊園地に行ったり、映画を観たり。」
そんな鑑定になりました。
後日談。
付き合っていた頃によく行ってたスキーに行かれることになったのだそうです。
「せっかくなので、旅行によい日にちも選んでください。」
はいもちろん。
占術の視点でみると、ご自身とお相手それぞれが気づいていない部分に気づけるのかもしれないですね。
明日の予報
願い事を紙に書いて貼ってみましょう
ダルマさんに片目を入れて願うことも吉。
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