風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
風水鑑定で時間がかかるのは、実は、私が活用する風水と、お客さまがお考えの風水の違いについて説明するところです。今日はその話を。
たとえば、こんな感じです。
風水の考え方に、良くない五行がめぐる方位を改善するという方法があります。
=例えば五黄土星などがめぐる方位に、金属のものや白いもの、丸いものを置くというものです。
決して、西に〇〇という決まった方法ではないです。
1つ1つ洗い出す必要があるんです。
だから、西に五黄が回っている流れのお宅に黄色いものを置くと、さらに悪い星まわりを強めてしまうので、不幸なことが積み重なるとされます。
わかりやすい方法や、らくちんな方法をついつい人は選びがちですが、せっかく風水の技があるのに・・・モッタイナイ。
先日も、
「西に置く下駄箱の色は(送られた画像)でも黄色といえるでしょうか?」
「お風呂が北にあるといけないんですよね」
「どうしても、正中線(真東・真西・真南・真北)に窓がかかります」
織路「・・・」
西に〇〇
北にお風呂はダメなどなど
織路「もしかして、一世風靡した先生の?」
「〇〇先生は、やっぱり有名なんですねっ。いい風水なんですね!」
織路「お客さまとっては、そうなんですね。
私には、お財布をお布団の上でゆっくり休ませたら、お金増えるというイメージで語る理論と一緒のような気がしております」
1つ1つ考え方の違いを説明。
五行⇒陰陽五行⇒飛星図⇒場合によっては八宅風水まで。
家相(家相だけでもいろいろな流派)・バグア風水(家を9つのスペースに分けて財運や健康運をみる)などの違い。
風水は、自然の力を活用して人間が幸せになる方法だと思っているので、活用する人間であるお客様に納得してほしくて説明に時間をかけるようにしています。
でも、やっぱり、ココロのどこかで、同じ時間であれば、こういう説明よりも、どうすれば自宅をもっともっと使いやすく幸せな家になるだろうと考える方がいいなぁと思う自分がいます。
そんなわけで、入門講座など開催するようになったのですが、
最初に入ってしまった知識を改善するのは、なかなか難しいなと思う今日この頃。
使いたかったお部屋を「使えない」と判断してあきらめる前に
ぜひ、きちんとした理論で結果を出していってほしいなと願うばかりです。
西に〇〇、私は採用していないですということで。
明日の予報
お出かけによい日。
ゆっくりのんびりできる場所に出かけてみましょう
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