風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
クライアントさんと雑談をしていて、昔の自分に言い聞かせたいことは何かというやりとりをしました。
「僕はデザイナーズブランド世代だったから、ブランドものの洋服をたくさん持っていたんだけどね、ブランドで身を固めるようなのは他者評価軸でいるわけで、そんなことは辞めた方がいいよって、伝えたい」
織路「おーーーー、そういう世代でしたね。ブランドの紙袋も使ってましたねー」
そして、私は?と聞かれたので、
織路「正論を伝えることの無意味さです。」と回答しました。
ほぼすべての相手に対して、向こうがマウントしてきたとき、相手に反論するということを若いころはしていました。
反論したところで、理解されることも少なく、
「お堅いんですね」と鼻で笑われてオワリということもたくさん経験しました。
そして、起業後、
時間に余裕がないので、イチイチ反論することがもう面倒になり、
たとえば異業種交流で
「占いに頼るほど、ボクは弱くないんでね」と言われたり
「お墓やあやしい壺や印鑑を売りつけるんでしょう」と、色眼鏡で見られたりしても
「あーそうなんですねーーー」と、まずは様子見するか
「はい、すごく怪しいモノ売っているんですよー」と茶化してその場を去るか、どちらか。
最初から親切に本性を見せるほど時間に余裕があるわけではないので、
基本、最低限の会話でさっと身を引くようにしています。
これをサラリーマン時代に知っていれば、大幅な時短になり、もっと生きやすかったのになぁと、昔の自分に言ってあげたいのです。
「なるほどね。
(織路も)他者評価軸が自分の中にあった時は、いい人であろうとしてたんだろうね。」
織路「はい。いい人=どうでもいい人でもありますしね」
年を重ねることは、経験を重ねること。
そうして、細かいことにこだわりを持つことが少なくなっていくのかもしれません。
若いころの私と今の私、同じ人間なのに、時の流れが考え方や感じ方を変えていくようです。
占術は、そういう人の一生の流れを見つめているのだろうなと思いながら、雑談をしていました。
皆さまは、昔のご自分に伝えたいことはありますか?
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秋に向けて、健康について、巡りについて考える時間を作りましょう
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風水師 織路由麻

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