風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
高圧的な上司との人間関係で悩んでおいでの方の相談がありました。
鑑定のあと、どうしてその上司は、そんなにも高圧的に命令してくるのだろうかという質問があったので、
その時の話を(許可をいただいたので)書いていきます。
この頃の私は、自然環境に例えて考えるようにしています。
人間も自然の産物、そう思っているから。
水は高いところから、低いところに流れるもの。
無理をして噴水のように上に流そうとすると、お金も燃料もかかっていくだけ。
織路「人は、安心したいと思う時に、まず最初にやることは不安要因を減らそうとするものです。
安全な場所を確保したいと誰もが思うはず。
身体的にも精神的にも安全な場所は、見通せる優位な立場=高い場所にいる時ではないでしょうか。
お城が高い山の上に建つように、人も精神的な安全な場所を求めて無意識に、高圧的に上からモノを言う可能性が高いんじゃないかと私は考えます。
その上司さんは、まさにそんな状況かと。
そういう本能が行き過ぎないよう、道徳的に倫理的に、人はそうしたくなる気持ちに歯止めをかけて、相手に寄り添う努力をします。
でも、残念ながら、まず安全な場所を確保したいという不安解消欲求が勝ってしまった上司なんでしょうね。」
お客さま「悔しいけれど、そういう本能が強い動物的な上司ですね。」
織路「でも、これを風水的に当てはめると面白いんです。
お山の大将というか、山の頂上に立っている宅は、稜線の上に何かが乗っている状態で安定していない=騎龍(きりゅう)という凶格になります。
人の往来が少なくなり孤独となるとされると学びました。
実際に、沖縄の首里城は騎龍という格で、突然の火事で消滅してしまいました。
人についても当てはまる気がしませんか?
勝手に運を落としていく上司でしょうね。できるだけかかわらないことです。」
私は、そういう方とは、できるだけ距離を置こうとします。
優しい言葉をかけてもらおうと寄っていくこともしないし、邪魔もしない、協力もしない。
その上司のことを考える時間が私の人生にとって無駄だと思うようにしました。
そんな風に、ひたすら凶を避けていくうち、上司はなぜか盲腸になったり、眼の手術をしたり、急に異動になっていったり・・・、全員ではないですが、勝手に消えていきましたよ。」
「こわっ」
「中庸(ちゅうよう)=バランスを取ることは大事だということです」
ご相談は終了。
迷ったときは、自然の流れに当てはめてみたら状況を理解できる可能性が高くなるというお話にて。
明日の予報
伐木に良い日。
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