横浜元町中華街の占い開運カフェ&ダイニング
はこにわプレートの織路由麻(おりじゆま)です。
昨晩遅くに講演のご案内したのに
15時でもう11名のお申込みになりました・・・。
どこへ行けばいいか、ぐるぐる回っているのなら、
滅多とないチャンスをつかんで
次のステップへ。お役に立ちたい。
何せウチは、開運カフェですから♪
ちょっと長いブログになります。
お時間のあるときに。
もう1つの裏話を
サラリーマン時代のエピソードです。
事実はともかく、解釈も勝手に書いていますので、
ぜんぶ本当だと思わない方がいいかもしれません。
なんで小松さんと織路が???
そーなんです。
もう時効ですよね、小松さん!
お話できるようになったのは、
もう10年近く前のことになります。
生産部門のトップだった小松さんのもとに
ワタシは(工場の管理部門)異動してきまして・・・
工場のことさえ、じぇんじぇん知らないのに
いきなり、工場をお客さまに案内するという
工場見学そのものの見直しを担当することに。
まー、やるしかないよねー。
どうせやるなら、
修繕のような見直しはイヤだと思って
予算も期間(半年)もないのに、
広報、総務、マーケ、宣伝制作、
研究所や企業文化など、
14部署(だったと思います)
あらゆる部署の協力を仰ぎ、
地域への社会貢献の見学という立場から脱皮し
会社のことを知っていただく(プレゼンする)場所にしたい
という提案書を作りました。
「え、全部これから調整するの?」
織路「だって、1つの工場だけで費用も、スキルも
担当するのおかしいですよ。
お客さまは、工場単体が頑張って
見せられることだけをよしとして
見にいらっしゃるんじゃなくて、
ウチの会社を見に来るんですもん。
各部署のノウハウは資産なんですから、
使わせてもらいましょう!」
その時の担当トップが小松さんでした。
直接、話をするような存在では、もちろんありません。
さて、その部署横断の企画が通り・・・!
大きな輪が動き始め、
たくさんの方が協力してくださって、
いよいよリニューアルオープンが近づきました。
掲示物やいろいろな施策が同時進行していきます。
そのうちの1つの施策が、お客さまへのお土産でした。
わざわざ工場オリジナルで作るのではなく、
せっかくだから、最高級商品のサンプルを。
丁度50周年でもあったので・・・。
(現品だと2ケタ万円のクリームのサンプルでした)
これが小松さんとの直接の出会いになっていきます。
準備も進み、いよいよ明日新しく
リニューアルという、その日に・・・
トップ(=小松さん)からいきなりお電話が・・・。
担当者に直接電話があるなんてことは異例で
工場長を始め、全員が凍り付きます。
「織路さん、何やったんだろう?」
小松さん「これを進めたのはあなたか?
サンプル提供は中止(怒)
これは、限られた特別なお客さまに配布するものだ。」
カッチーン。言い返す。
織路「なぜ、今になって?
お越しくださった見学者は海外や地方の方もいらっしゃる。
きっと自宅に帰ったら自慢するでしょう。
このブランドの責任者の許可をもらえたから
ワタシは入手できているんです。
自慢できる項目の1つは高額商品のその価格です。
そんな、楽しいお土産話のお役に立てる商品として
そこから当社のことを大好きになってくれるはずです。」
小松さん「お客さまは、日頃もらえない
高い商品のサンプルをもらったこと、
それをラッキーだとしか思わないかもしれない。
あなたは、このブランドがそんな扱いでいいと思うのか!
このブランドは限られた方だけにお渡しするものだ。
工場の50周年?
そんなもん、喜んでいるのはウチの会社で
お客さまにまでそれを押し付けるのはおかしい」
カッチーン×2
織路「工場見学だからこそ、そのブランドをはずして
配布できて、新しい方に知っていただける
チャンスだと思っている。
それに、ハレの日は他人にとってもイヤなものではないはず。
なぜなら日常的に神社で結婚する2人を見て、
他人が一緒に喜ぶ姿はあるから。
ジャマになりたくないと遠慮し
わずかな可能性さえ失うよりも、
少しでも幸せになっていただける瞬間を
作りたいと前向きに考えたいので渡したい!!」
小松さん「ウソをつくな!
ブランドの責任者は知らないと言っているのだから」
結局、お土産は許可ができませんでした。
今ならわかりますが、ブランドによって
コンセプトが違い、
「誰に 何を どのように売る」が
明確になっているのに・・・、ワタシは
喜んでもらえるならと、横やりを。
電話を切って、上司に説明して、
頑張ってくれてたメンバーに説明するうちに
悔しくなり、大泣き。
これまで泣くことがなかったワタシの泣き顔を見て
メンバー全員で大泣きしてくれ、
上司ももらい泣きして・・・。
「小松さんのわからずやーーーー!」
青春ぢゃ。
そんなことを部下に言われていた小松さんは、
実は、直接ブランドの責任者に
確認の電話を入れながら、
部下のためにサンプル配布を依頼してくださっていて、
でもダメだと断られて、
苦肉の策でワタシに電話して
きたことを後で知りました。
また小松さんも、ワタシがウソツキだと言われても
サンプル発注者が勘違いしてワタシに伝えていたんだ
という言い訳をワタシが一切言わなかったことを
小松さんはご存知だったようです。
大泣きしたおかげか、メンバーとの一体感が生まれて
リニューアルした見学は大成功しました。
イヤな役回りを小松さんがしてくださったからです。
取材件数は半年で20倍、
近隣だけでなく、地方や海外からの見学者が
半数を超えるようになりました。
嬉しかったのは、協力してくれた14部署の
人たちが、お祭り騒ぎで終わらせることなく、
何年も何年も協力してくれたこと。
見学以外のことでも異動したあとでも、
何かで困ったら、
いつでも手を差し伸べてくれたこと。
その状態が続くためには・・・
今ならわかる。
トップが、各部署にお礼を言い続けてくれたり、
今の状況を報告してくれたり、
情報が途切れないようにしてくれていたから。
小松さんは、派閥や人間関係で出世した人ではなく、
(もちろん100%な清廉潔白なところ
ではないでしょうが・・・、たぶん)
そっちにいい顔をする時間を割愛して、
部下が楽になるために時間を使ってくれました。
社員が、自分で課題を見つけ、研究し
皆の前でプレゼンする機会を年間50回以上主催
辞めるまで何年も継続した方です。
(ワタシも必死でやりましたーーー)
その分、やらない理由を上手に言う人の時間を割愛、
丁寧に説明せず、雷が落ちる。
「怖い」と言われてきた方で、敵9割、味方1割
(ちなみにワタシは、そんな対象ではないので・・・)
そんな裏話でございました。
そんな人なのに、専務に迎えた
資生堂という会社はスゴイと思う。
今回のセミナーでは、
正攻法の出世方法は教えてくれないでしょう
起業のノウハウを1つ1つ丁寧に教えてくれることもないはず。
それでも、キラリと輝くヒントが得られると信じて。
もう20名を超えそうです。
少しでもたくさんの方に聞いていただきたいと願っています。
ぜひお越しください。
日時:4月29日(祝日)
19時~21時
料金:アフター1ドリンク付(赤・白ワイン)
2700円(税込)
内容:1時間講演+1時間意見交換会
講演:サラリーマン時代のざっくばらんな話
スピーカー:資生堂もと専務 小松正明様
来てほしいお客さま:
①出世のターニングポイントのヒントを知りたいサラリーマン
②起業をお考えの男女
③大企業のトップってどんな人か間近で見たい方
人数:20名前後
人数少ないので、お早目にお申込みをお願いします。
メール:info@ory-partners.co.jp
電話:045-263-8088
風水師 織路由麻
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