風水師の織路由麻（おりじゆま）です。
これまで、とってもモテモテで合コンが続いていたけれど、今年になって周りがどんどん結婚し、もう呼んでもらえなくなったというお客さまがお越しに。
まだ四捨五入すると３０歳。
ずっとずっと若いし、これからもっと幸せになる可能性を秘めていました。
「駆け込み令和婚が続くんです。この流れに乗れなかった自分は、結婚できないんでしょうか」
いや、そんなことはないです。
織路「そんなにモテたんですね。すごいですね」
お客さまは、それこそマスコミを騒がせるような方たちと、どんな会話をしていたかなどをたくさん聞かせてくださいました。
私はそういう経験したことがないので、目を白黒。
でも、遊びのつもりで声をかけてくるような誘いには動じず、結局、この人と結婚したいと感じることもなく。
一方で、肉食系の、目が￥マークになっている友人たちは、今年になって次々に令和婚し、次々にタワマンに住んで幸せになっているということが悲しくなって、どうして自分は、ダメなんだろうと思い詰めてしまったとのこと。
織路「そういう方と結婚されず、かえってヨカッタです。
お客さまは、相対評価のテンプレみたいな相手は合わないです」
人生のゴールは、結婚ではないということと、お客さまはあらかじめ揃ったスペックではなく、一緒に開墾して達成する人生の方が合っているということをお伝えすると、びっくりした顔をされました。
「あぁ、そうです。そういうところがあります。
学生時代、部活も出来たてのダンス部でしたから。」
織路「トップって、表向きはふわーっと見せておいて、見えないところでは大難を小難にしたり、よい流れを一気に大きくしたりしながら、会社を存続させるのがお仕事なんです。
遊びにうつつを抜かしていると、運の流れがいいうちはいいけれど、住んでいる場所の風水が悪かったり、人として成長していないと、一気に転落します。
お客さまは、その男性の誰かが、そういう苦しい思いを吐き出してくれていたら、きっとその方のことを好きになったと思います」
お客さま「あぁ、そうですね。そうだと思います。
でも、自分は未熟だったから・・・。
そういう深い会話をする前に、うわべの軽々しい言葉だけ聞いてダメだと判断することが多かったです。
もしかしたら、そういう方がいたのかもしれないのに・・・。」
縁はこれからもありますよ、と言いながら、この先の未来起きるだろうことをお話して鑑定は終了。
織路「ちなみに、その方々はどこに住んでおいでですか？」
教えていただいた場所は、見事に、競うように億ションでした。
駐車場代も高そうだなーーー。
でも、気になったので、住んでいる階を聞くと、
風水でいう平台殺という気の流れが強すぎる階だったり、公路殺という高速道路が当たる階のあたりだったりと、あまりオススメしたくない物件もチラホラ。
※平台殺や公路殺⇒別の建物の屋根や、高速道路の高架などがちょうど住んでいる階にあたる
こうなると、運の流れが落ちた時、よっぽど人間として経験豊かで、周りの人にも恵まれていないと・・・。
織路「こういう場所を選ばれたというのは、何かしら意味があるような気がしてなりません。
このカップルは、いくつかの大きな試練を乗り越えないといけなくなるかもしれませんね。
お客さまは、令和婚をあせらなくてもいいです。
これまでよりも、今からの方に運があるので、どんな方と結婚されても、盛り立てて幸せになる可能性が高いです。
知り合ってすぐ深い仲になるというより、たくさん会ってたくさん話をして、その方の本音を引き出して、一緒に頑張りたいなぁと思える方をみつけてくださいね」
お客さま「ありがとうございます。
もう少しで、友人の幸せを妬んで、足を引っ張るような人になってしまうところでした。」
ヨカッタ。
今が幸せだからといって、その先も幸せになるわけではない。
ずっと幸せでいられるよう、その時に活用できるカギを探し、そのカギで未知の扉を開けて進んでいくってことが人生だと、私は思います。
「幸せになって、今度は新居の鑑定にお越しくださいね。」
そういってお見送りしました。
お客さまのお陰で、今日も嬉しい１日になりました。
ありがとうございます！
明日の予報
ゆっくり入浴する時間を持ちましょう。
しっかり垢を落として、リフレッシュ！！
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