風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
今日は、お客さまからのご相談です。
「北東の寝室は病気になりますか?
織路さん、鬼門活用を敵視する考えはもう終わりましょうって言ってましたよね」
あ、そうです。
北東は、鬼門とされていてトイレダメ、仏壇ダメ、キッチンダメ、出入り口ダメ・・・、そういう考えを持つ方は多いです。
そしてその反対は南西の裏鬼門、そこにキッチンを置くと腐っていくからダメなど、家相は禁忌が多すぎて、そして脅しのような言葉が続くのでその考え方から離れるのはなかなか大変です。
家相しか知らなかったとき、私もそういう感じでした。
でも、周りの家を検証していき、自分の実家なども併せてつぶさに洗い出すうちにどうやら違う。
風水の学びを得て、古典から紐解かれた方位だけではない細かな洗い出しを学ぶようになり、数多く検証した結果、その考えは幸せになる可能性を大きく減らすことを知りました。
だいぶん風水の知識は広がってきましたので、もうそろそろ大丈夫だろうと思っていたら、そういう訳ではないみたいです。
織路「その昔、西洋医学を取り入れようとしなかった時代と同じですね。
適塾を作った緒方洪庵先生も、種痘(天然痘を防ぐワクチン)を広めようとしたらウシになると、ずっとイジメられ、今でいう炎上していましたからね。」
その方によると、今回の鑑定師は100人を超えるセミナーで、こんなことをおっしゃっていたそうです。
「家の中で絶対寝てはいけない方位は北東なんです。
ほぼ病気になります。
風水の先生に言われたんですか?
はい、間違っています、9割間違っていますから。
北東は最悪ですよ。何で私体調が悪いんだろう、何で病気ばっかりしているんだろう
調べてみてください。
結構北東で寝ている人多いですよ。北東の壁側なんて最悪ですね。」
(データでもそうおっしゃっていることを確認しました)
別のセミナーでは、布団は1年で邪気を増やすから、1年で交換ということも語っておいでです。
なるほど、この勢いで言われたら、そうかなぁと思いますよね。
織路「上手ですね、数字で説明したりしてて。
でもお話が上手なのと、結果を出すのとは違いますね」
私の回答は、以下の通りです。
風水では、寝室をいかに安心安定できる空間にできるか大事に考えます。
寝ている時は無防備だからです。
だから、よい星回りの場所で、しかも壁に頭をつけるなどして頭の後ろに広い空間を持たないように配置するということが基本です。
だから、北東の壁側に頭をつけて寝る=最悪という言い切りは間違っています。
少なくとも全部に当てはまるお手軽な方位はないので、医師がひとりひとりをきちんと診察するように、きちんと方位を見て洗い出し対策をするという流れが当たり前の鑑定です。
織路「今は情報が多いので分けて考えないといけないですよね。
話が上手とか、人がたくさんいるセミナーを開催するとかで、よい鑑定師だと判断するんですか?」
その方は、ほっとした顔をされてお帰りになりました。
風水は、どんどん研究や検証が進んでいます。
幸せになるためには、鑑定を受けようとされる方もある程度学んでおく方がいいんじゃないなぁと思いつつお見送りしました。
この頃、風水の鑑定依頼が続くのは、ようやくどこのお住まいにも当てはまるお手軽風水はないんだという変化の流れが来たのかもしれないです。
洗い出すのにはとても時間がかかりますが、コツコツ鑑定していこうと思います。
明日の予報
お見合いや、目上の方との面会によい日。
金運アップにも縁がありそうです。行く前に神社参拝を。
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風水師 織路由麻
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