風水師の織路由麻（おりじゆま）です。
明後日から緒川先生の電話鑑定です。
緒川先生は相変わらず世捨て人のような考え方でいらっしゃるので、先日打ち合わせの時に、
織路「鑑定のときに、今、こういうのを取り祓った！とおっしゃってくださった方がいいんじゃないですか？」
緒川先生「なんで？」
織路「相談される方はみえないんですから、その方がわかりやすいじゃないですか」
緒川先生「ボクね。そういう歌舞伎みたいなん、やりたくない。
雑談してるだけじゃないですかーって言ってくる人はそれでええねん。
褒められたくてこの仕事してるんと違うんやから。
しゃべっているうちに、瞬間、その人のスキマが見えたり、ぐっと入って行ける時があるから、その瞬間にさっといらんもんを祓ってしまえば、それでええねん。
人はな、この世とあの世の境みたいなところで、バランス取って生きてるねん。
それはスゴイことなんやで。
ふっと魔が差すようなことにならんよう、ボクはできることやっているだけや。
わかってもらわんでええ。
それよりか、織路さん、そんなボクでもええんかな？
いっこも数字稼げへんかったら困るんか？」
織路「いえいえ。思うようにしてくださったらいいです。
むしろ、キエーッって言いつつ祓うような先生だったら、お断りしていますから」
緒川先生「ボクはな、ちーさい人間なんやな。
いつも自分が、魔が差して変なもんに言わされているんちゃうかなって、毎回毎回鑑定の度に手を洗って口をゆすいで、鏡の中で自分の顔をみて、手を合わせてからでないと、見られへん。
この年になってもそうやねんで（笑）」
世間的には、霊媒の仕事はお気持ちで謝礼を払うことが多いのでケタ違いの高額になりがちなんですが、私はそういう謝礼制度ではなく、定額形式をお願いしています。
緒川先生「織路さんのええようにしたらええ」。
気づいたら元気になって、前に進むことができる、そういう鑑定を緒川先生は目指しておいでなのかもしれないです。
明後日からの鑑定のお話にて♪
明日の予報
身ぎれいにする時間を設けましょう。積極的な行動よりも、内省する時間を増やす過ごし方を。
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