横浜元町中華街の開運カフェ はこにわプレート店長の織路由麻（おりじゆま）です。
新月明けなので。
本音と建て前が同じになるこの気の流れを使って、書いてみようと思います。
占いの館が近くに多いせいでしょうか、どうも鑑定のセカンドオピニオンを請け負うことが増えました。
占い師さん自身をワタシが占うという不思議な経験も多く・・・、
占術を究めるのはもちろんですが、出た結果をどうそれを伝えるのか
そういう翻訳力を求められているような気がしてなりません。
そして、先日、久々にワタシが怒り大爆発になるぐらいヒドイ鑑定をされてしまった方のフォローをさせていただき・・・、
こういう時は、すぐに書いてしまうと感情が先に立っちゃうから、
新月明けにもう一回考えて書こうと思っていたのでした。。。
万年タケちゃん、今年最後の月光浴終了♪
で、やっぱり書きたいから！
こんな方のセカンドオピニオン鑑定です。
その方は、もう転職が決まっておいでの方でした。
何回も転職できるような恵まれた状況ではありませんが、それでも思い切って新しい道を選ばれました。
そして、「どうすれば新しい職場で頑張れるか」を知りたくて鑑定に。
占い師「あー、空亡の時期ですから、動かない方が良かったですね。
最悪です。今はダメですね。新しい職場では積極的に動かずじっとしていた方がいいですね。
活躍するというよりも、目立たないように生きていくべきですね。」
お客さま「でももう、来週から新しい職場に行くんです」
占い師「それでは、他の方法でも見てみます。あー、やっぱり駄目ですね。
絶対引いちゃいけない四大難卦が出ていますし、もうどうしようもないです。
これはもう・・・。
もっと知りたければ、今日は時間がないので、別の日にこちらへ」
と、名刺を渡され、驚きのまま帰宅されました。
ここ数日の運勢をみてほしいと言ったわけではなく、
どうすれば新しい職場で元気に働けるかのアドバイスが欲しかったのであって、
大きな決断をし、もう変更できない、そのときにそんな占いを受けてしまったら
誰でも大きなショックを受けます。
その方も、帰宅後、涙を流され、１週間以上思い悩んだあとで、ここに来られました。
実際にみてみると、そんな運気ではありません。
同じ手法で鑑定もしてみました。
さらに、転職の動機も「お客さまからどれだけ儲けられるかを追求する職場ではなく、
もっと目の前のお客さまを幸せにできる職場に」というもので、
その方の生き方通りの選択をしています。
ウチに来られるまで、どんなに孤独で苦しかっただろうと思うと、
怒り沸点に達し、その後も３０分以上、しっかり鑑定をさせていただき、
笑顔を取り戻していただきました。
「当てる」ことが目的になって、救いのない鑑定をする占い師は多く、
世の中も「当たる」ことを期待しているという傾向にあるのも事実です。
でも、「当たる」そんなもん、しっかり占術の勉強をしたら当たり前にできるんです！
ウチの開運予報士受講中の方だって十分できます。
それを超えて、どうすれば幸せになれるかまで何通りでも提案するのが
ワタシたちの仕事だということをまず自覚しないと。
年末年始になって、「開運」という言葉がささやかれるようになり、
気軽に鑑定を受けてしまって、怖くなって
これから高い水晶や、石や壺を買ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
高いですが、販売する側に欲が絡んでいると、石がその念を持ってしまい効果はありません。
（石は怖いから・・・）
できれば、鑑定を受けた後、もっとハッピーな毎日にしようと自ら動けるようになる
そんな占いを受けられたらいいですよね。
そして、もし救いのない鑑定を受けてしまったら、その占い師に
「もっと修行した方がいいよ」って、言って忘れてしまい、去ってしまうことをオススメします。
ワタシも行列のできる占い師に19歳のときに「29歳で死ぬ」って言われましたし、
「子どもできないね」って言われましたし（列の後ろでオコタマがそれを聞いていて笑ってました）、
後者は結果がでているのでどうでもいいですが、
前者は、未来の見えないことだったので引きずりました。
幸せな鑑定を受ける方が一人でも増えていきますように♪
新月の願いにかえて。
気持ちが穏やかでいられないときは、はこＰにどうぞお越しください。
何の占術を使って、どう読み解いたのか、しっかりセカンドオピニオンします。
後日談はこちらから
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