受けなければヨカッタと思った占い体験談①

占い師さんはいろいろですが、お師匠さまたちから等しく言われたことがあります。

「人の生き死ににかかわる鑑定はNG」

確かにそうだと思います。

あと何年ということを言われると、どうしても、そのことが頭の中に残ってしまって、本来進むべき進路から外れる可能性もあるからです。

そんなワタシの経験を。

大学生の頃、ちょっと並んでいる占い師さんに見てもらったことがあります。

友人は「恋愛」について相談していたのですが、その付き合いで並ぶうちに欲が出て、自分も見てもらうことにしました。

そのときは、思い当たる相談ごとがなくて、「長生きしますか?」と聞いたんです。

そうすると、ワタシを見ていた占い師さんの様子が、なんだかおかしい

「???」

とっても残念そうな顔をして、

「あなたは、29歳で死にます。遅くとも40歳までには必ず死にます。でも・・・、それを過ぎると120歳まで生きます。」

と、言って、120歳まで頑張りましょうと、手を握ってくれました。

「???」

そうかー、そんなに真剣にワタシのことを思って、大事なことを言ってくれたんだ・・・。

それぐらいハッキリ出ていたんだ・・・。

さすが行列のできる占い師さんだな・・・。

120歳までは生きないだろうから、ワタシは長生きしない方だろうな・・・。

これが鑑定の直後に思っていたことです。

占いなのに、お医者さんから死の宣告を受けたように、どんよりしていたことを覚えています。

気にしなければいいのに、やっぱり気になるもんです。

子どもができても一緒にいられる時間ないんだなぁ、とか、やりたいことを今のうちにしておくべきかなぁとか・・・、しばらくの間は、いつも思い出してマイナスに考えてしまっていました。

転勤のある総合職を選んだのも、実は占いで長生きしないだろうから、結婚しない方がいいかなと思っていたところもあって・・・。

ところが・・・、29歳で死なず、40歳を超えてくれまして・・・。

違うんかぃ!

20年引きずったこの思いをどうしてくれるんだぃ!

どうも、120歳まで頑張ることになりそうです。

いまだに何の占いを通してワタシの寿命を当てたのか、わからないでいます。

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風水師 織路由麻

「はこにわプレート」オーナー開運予報士® 創設者
風水師の織路由麻(おりじゆま)です。 「占術は怖くない」 それをお伝えしたくて占術について様々な情報を発信しています。 「どうすれば楽しく幸せになることができるか」「安心して人生を歩むことができるか」、無理なく幸せな道を選択していく、占術に頼り切るのではなく、人生のパートナーにすることを願って活動しています。
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