横浜元町中華街の占い開運カフェ&ダイニング
はこにわプレートの織路由麻(おりじゆま)です。
今回は、姓名判断のお話です。
「子ども2人を改名させたい」
海外でお勉強をしているお子さまのことで
ご相談に来られました。
ご家庭の事情がおありで、
お子さま2人は、学校の寄宿舎に入って勉強中。
今、そのお子さまは試練を迎えておいでで、
改名した名前をお誕生日プレゼントに、とのこと。
贅沢に感じられたかもしれませんが、
ここには書けないドラマチックなお話があり
改名をきっかけに、新しい一歩を踏み出してほしいという
お母さまの強い願いが、あまりにステキで
お引き受けすることになりました。
改名は、人生を変えてしまうかもしれない、
そんな責任を負うお仕事です。
しかもお誕生日まで間がない、
しかも名前の読み仮名指定で・・・。
ワタシがみている姓名判断は、
画数だけでなく、陰陽のバランス、五行(木火土金水)
初年期、中年期、晩年期、総合運、仕事運、
ぜんぶを見て作っていくので
なかなかいいバランスになるのが難しく・・・。
しかも、今回は、読み名が決まっています。
たとえば ヒロとか、ミヅキなど
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でも、職人の血がうずうずうず。
という訳で、3日完徹で作ったのでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いよいよお客さまに提案するその日、
お二人それぞれに2種類のお名前を用意しました。
1つめの提案 「敏〇」君 「海〇」さん
2つめの提案 「〇志」君 「〇愛」さん
織路「1つめか、2つめはできれば
どちらか揃って使ってほしいんです。」
お客さま「どうして?」
織路「漢字にお客さまの気持ちを入れているからです。
ワタシはプロですから、
画数を見るのは、当たり前です。
でも、ずっと使うのなら、
無理矢理、暴走族の『夜露死苦(ヨロシク)』みたいな
名前を付けるより、使っていて気持ちいいかどうかも大事で・・・
だから、両立させる名前を考えてみたんです。」
【敏&海】
「1つめは、「お母さん」が側にいると
思っていただける名前をテーマにしました。
両方の字の中に、『母』という隠し文字が入っています。
※敏の左側のもともとは、「母」です。
同じく「海」の右側も「母」です。
海を渡った向こうでも、名前がお守り代わりになって、
お母さまが側にいると、お子さまが感じてくださるように」
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【志&愛】
「2つめは、漢字の中に『心』が入っているものを
選びました。この名前を使う度に、
いつも心の中に3人が一緒にいて
サポートしてくれていると、思えるように」
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お客さまの目から、また雨が降りました。
たくさんの思い出が、噴き出したのだと思います。
しばらくして顔を上げられ、
お客さま「織路さん、ありがとう。
それから、わかってくれてありがとう」と。
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後日、またお客さまがおいでになりました。
お子さま二人に意味を伝えて、
それぞれ好きな方を選ぶよう伝えたところ、
お二人とも「母」バージョンを選ばれたそうです。
お兄ちゃんの方は
「お守り代わりに、名前(を書いた紙)を携帯している」
妹さんの方は
「日本では、自分の名前はこんな漢字を書くのよって
早速お友だちに自慢している」
ということでした。
お客さま
「救われたのは、子どもではなくて、私だったみたい」
そういって、今度は快晴の笑顔を見せてくださいました。
このお仕事をさせていただいて
本当にヨカッタなと思わせていただけた
ステキな時間でした。
感動を共有させていただけて感謝します!
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