風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
久々に同業者さんからの鑑定依頼がありました。
「自分は、プロの占術家です。でも食べていけないので、どうすれば織路さんみたいに経営できるか、コツを教えてほしい。」と、鑑定依頼という形でお申込みがありました。
同業者さんの場合、「どうすれば売れるようになるかという鑑定をしてくれるかどうか」というお問合せだけの電話が多いのですが、最初から鑑定のお申込みで、すがすがしいなと思いました。
織路「まず、ご自身がそもそも占術家として向いているかどうかを考えるところから始めてみられたらいいです。
簡単に言うと、24時間、日々の起きることがすべて占術で置き換えられるぐらいの思考体制になるかどうか、ずっと学習し続けられるか。」
「占いは好きですし、〇〇先生に習って、修了証ももらっています。
流派は違うかもしれませんけど、風水のことも学んできたので、一応の鑑定はできます。」
織路「そうですか。でも、私だったらそれだけでは鑑定しないです。
そこから検証を始めるからです。
これまでのデータをぜんぶひっくり返して、もう一度やり直してみますが、そういうことをやってみましたか?
また、電車の中でこの人相のポイントは・・・とか、事件から生年月日を探して鑑定してみるとか、そんな日々ですか?」
「そこまでは・・・」
織路「私は、今でも道を歩くと、この家に住んでいる人は、こういう感じの人なんだろうとか、潰れたあとのこのお店は、もし玄関がコッチに移動したらきっと売れるだろうとか、仕事でもないのに、一緒に歩いている人が目を丸くするぐらい、全てが検証材料に変わります。
これは占術だけでなく別の業種でも同じです。
たとえば店舗経営のプロは、飲食店に入ると、気にしている視点が全く違っていて、そういうお話を聞くと、あぁこれはかなわないなぁと思うぐらいの深い洞察力があります。
日頃から、それぐらいの学習レベルで過ごしておいでですか?」
「・・・」
織路「食べていくというのは、それで食べていいよとお客さまが言ってくださるかどうかなんです。
お客さまができないことをするために、お客さまが望む結果を占術という切り口から提案するために、あらゆる時間を削って学習する時間を作るぐらいでないと永続的に食べていくというのは難しいです。
いったん習ったことでも何度もメンテナンスをしないとすぐに錆びていきますしね」
鑑定を依頼してくださることはありがたいことですが、同業者さんだからこそ安易に料金をいただいたらいけないなと思って、少し厳しいことを申し上げたところ、その方は
「そうなんですね。言われて悔しいけれど、よくわかりました。
自分に圧倒的な勉強量と実力を持っているという前提で、それでも集客できない、という時になってから、織路さんの鑑定を受けるってことですね。
甘かったなと思います。さきほどお願いした鑑定は受けないようにします。」
存じ上げない方でしたし、ブチっと電話を切ることもできたでしょうのに、意見を受け入れてくださってありがたいと思いました。
お互い頑張りましょう、そう言い合って、気持ちよく受話器を置きました。
またいつかお会いできたら嬉しいです。
鑑定を受けてくださった方が元気になり、本業で実力を発揮くださるようサポートすることが私たちの仕事です。
これから先もそういう気持ちでいられるように、コツコツ研鑽し続けます。
明日の予報
病院に行ったり、友人とおしゃべりするなど、行動するのによい日
仕事運にもよい日です。
先送りになっていたことを進めていきましょう
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