風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
5月は巳(へび)月、年ではなかった火の気がある月です。
火の気は、火事や災害の可能性とともに景気をよくする可能性も表しているので、少しずつ、明るさが出てくるときになりますが、その分活動的になり、血気盛んに行動したくなるので、しっかり土台を固めることが大事です。
ということで、今日はお金に関する自分のことを書いてみようと思います。
3月~4月は、
「資金が枯渇する」
「お店を辞めようかと思っている」
「契約更新をどうしようか迷っている」
そんなご相談が多かったです。
これからもっと増えるかもしれません。
「イザというときは人は頼りにならない」と恨み節をうなり、
「従業員は、こんな時でもぶら下がり族」と仲間になってくれるスタッフを憎み、
「経営者は孤独だ」
日ごろはそんなことをおっしゃることがない経営者でもついついこぼしてしまう、そんなこともありました。
私は、継続するにしても経営者は常にたくさんの選択肢を持ち、やめることも考えながらも同時に対策を打っているということを伝えています。
太陽が東から西に動くこと、ネコがイヌにならないこと、という変わらないものもあります。
でも、コロナ禍はいつまでも続きません。
春夏秋冬、季節が変わるように時間がかかっても必ず変わるものです。
だから、今は、自分のために
人を妬んで足を引っ張るようなことをしないこと、
人として最低だと自分が自分を責めるようなことをしないことが大事だと伝えているんです。
それさえ守っていれば、幸せになる前兆というか、幸せになる人のたどる黄金ルートに乗る切符を手にすることができるから。
今日は、私が自分を通して実感した【幸せになるための黄金ルート】について。
【幸せになるための黄金ルート】
①まず、なんだかいいことが続く
②ドカーンと悪いことが起きる
③いいことがチャラになったんじゃないかとさえ思う
④【ここが大事】(乗り越えられないという壁でも)乗り越える方を選択する
⑤幸せになる
⑥ドカーンと幸せな結果が出る
こんな感じです。
たとえば、7年前横浜元町にオープンした私のカフェ経営の書いてみます。
①まず、なんだかいいことが続く
⇒お店を借りられるようになってから、いろいろな良いことが続きました。
カフェオープン後も、もとの会社関係の方や友人、思いがけない人までが、たくさん花を贈ってお祝いしてくれました。
母も、こんなお店が持てるなんてねーと、涙を流して喜んでくれたので、嬉しくて、思い切って、コンサルタントさんを信じて動いてヨカッタと思いました。
②ドカーンと悪いことが起きる
⇒初月から思ったような流れにならず赤字が続きました。
売上はそこそこあっても、カフェなのに家賃がとても高かったんです。(光熱費を入れたら月、3ケタ万円越え)
そして、続けて起業の時にサポートしてくれていたコンサルタントがいなくなり独りぼっちになり、眠れぬ日が始まりました。
③いいことがチャラになったんじゃないかとさえ思う
⇒この道じゃなかったのか・・・。
もう少し具体的にいうと、
飲食したことがないことを私は逡巡していたとき、当時お願いしていたコンサルタントが探してくれた元町の物件の家賃は眼が飛び出るほど・・・、
「あなたなら大丈夫、行列ができるようになる。
プロに任せておけばいい、自分は天才なのだから凡人には理解ができない方法を取って成功させてきた。
決して見捨てたりはしない。」
占術を活用して、命式をみると、このコンサルタントには上向きの運がありました。
その通りに進んでみるか。
そして1年近くコンサルテーションを受けるうち、やはり、コンサルタント自身が運を上げてテレビにも出るようになりました。
そして、どんどん性質が変わっていきます。
自分の無職の娘をウチのアルバイトスタッフに入れたり、スタッフを怒鳴ったり、スピリチュアルなことを言い出したりして、誰の店かわからなくなるような行動を取るようになってきました。
自分の店のようにふるまい、自分のクライアントに自分の作品を紹介するつもりで勝手にキッチンに入れたりすることもありました。
1カ月で400万円もの大赤字になっているのに他責(探してきたのは自分なのに、思ったより階段が急だとか、面接で自分が選んだのにスタッフが悪いとかのせい)にし、更にSNSで拡散してもらうために食事会をしようという施策を打って集客するなどと言い始めることもありました。
この食事会は1回、10万円~。
そんなに拡散率高くない人が占いをタダでしてもらえるということで集まってきました。
ここでもコンサルタントの「自分の友人に自慢するために」というキーワードがチラチラしていきます。
「1回じゃ効果がないよね、何回も継続してやっていかないと。」
さすがに私でも気づく。
信頼していた人に裏切られる。さて、ここが1つめの岐路です。
④【ここが大事】乗り越える方を選択する
⇒ダメな選択は、誰かのせいにしたり嫉妬に狂うことです。
コンサルタントの命式(生年月日などから出てくるもの)は見ており、流れがよくなることが見えていましたが、
それだけでなく、どういう命式であっても、人としての部分(どのように育ったか)をしっかり見定めることや、
カフェの経験がないのにいきなり経営するのは難しいという世の中のルールを逸脱したこと
また、占術だけで鑑定するような鑑定師になってはいけないということを身をもって思い知ることができました。
人のせいではない、自分が未熟でアホだったんだ。
過去の歴史でも、中国の軍師や歴史に名を残す(例えば、文王や司馬遷も)偉人でさえも、一度は大きな裏切りにあったことが多いという史実を思い出し、やっぱり自分もアホだったと心から後悔しました。
当時は、コンサルタントの将来の芽を摘んでしまおうかと本気で思ったけれど、その時間がもったいない。
悔しさをバネにしようと考え一切の縁を切り、占術の学習量を増やしました。
ちなみに、そのコンサルタントは、性懲りもなくふらっとお店に「来てやった」という風で来て
「えぇー、冷たいなぁ。どうしちゃったの?」
肩をぽんぽん叩かれることもありました。
それでも、ぐっとこらえ、見送った後、思わず涙がこぼれる。
泣きながらその時間を学習にあてる・・・。
そのうちに来なくなりました。
他責にせず、社会が期待するプロとして不足している部分を改善、精進することができて本当にヨカッタと今では思います(眠れずたくさん泣きましたけど)。
捨てるとスペースができ、次のステージが広がるということはその通りだと思います。
会計をみてくださっていた先生があまりの赤字に「何をしているんですか!」と心配してくださり、
「随分自信家だったけど、そんな人だったんですか!」
自分に挨拶もなくそのコンサルタントがいなくなったことにとても驚き、全部一人でするのは無理でしょうと、U竹さんを紹介してくださいました。
U竹さんは、それこそ寝ずに、24時間お店のことを考えて行動してくれました。
「あなたのお店でしょう?
ボクのお店じゃないんだから、ボクがあなたのお店にしている努力以上に努力してよ!」
はい。
また、うっちーが手を差し伸べてくれて、とにかく放っておけない、自分ができることをするから頑張れとホームページやブログなどの管理を一切引き受けてくれるようになりました。
「どうして手伝ってくれるの?」
「うん、(アホな)店長のことが好きだから。
一生懸命、困っている母親のために何かできないかと手伝ってくれている店長の子どもたちのことも見捨てられないでしょう。
あ、好きっていっても、ボク奥さんいるから、そういう意味じゃないからね(笑)」
うん。
2人とも、何カ月もカフェの実務をサポートしてくれてまで、本業の占術を極めろとエールを送り続けてくれました。
一部の退職したスタッフも今度はお客さまとしてずっとお店に来てくださり、
研鑽するうち本業の鑑定が増え、赤字がどんどん減り、3年でようやく出血が止まりました(借金ありますが、実質黒字に)。
⑤幸せになる
少しずつ改善して、手ごたえを感じ始めるようになりました。
でも、もし他責にする方を選んでいたら、不幸が続き、さらに他責にして自分は悪くないという理由にしていたかもしれません。
⑥ドカーンと幸せな結果が出る
ドカーンと、のステージにはまだまだ到達できていませんが、実際、食べて行けるようになりました。
もし別の方法だったら、言うまでもなく、実力もないまま人のせいにして不幸自慢のブログを書いていたでしょう。
見落としがちなのは、ドカーンと悪いことが起きた時の過ごし方です。
自分だけだとついつい悪い方の選択をする自分になってしまうかもしれません。
その時、正しい道を教えてくれる人に出会えるかどうかがとても重要です。
ここさえ見誤らず踏みとどまることができたら、大きく幸せの方に舵を切ることができるからです。
一方で、別の道を選んでしまった他責で実力不足の人もいるかもしれません。
人を責めるだけではなく、自分自身を責めてしまうケースもあります。
こんな時は、友人や家族に相談すること。
鑑定でもいいですので、上手に他者をご活用いただき、ドカーンとお幸せに♪
明日の予報
助成金、補助金、融資など、お金に関する活動によい1日です。
各ホームページをのぞいて、しっかりお金のやりくりについて考えてみましょう
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風水師 織路由麻
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