風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
今日は、伊東先生の「ゆっくり始める西洋占星術講座」の5-6回目の講座です。
伊東先生は、ある象徴を様々な方向から見つめて鑑定にまとめられます。
講座では、どういう理論からそういう結論を導き出すのかという説明を伺うことができるのでワクワクします。
私が伊東先生の鑑定が凄いなーと思っていることがもう1つあります。
それは「公正」であること。
似たような言葉で「公平」ということばがありますが、公平は平等に近い意味で、公正とは使い方が異なります。
公正というのは、ある一定のルールがあってその中での解釈や判断をするということです。
占術家は、相手に寄り添うあまり、この「公正」さを逸脱する可能性を常に秘めています。
私がまだカフェをしていた時、いろいろな鑑定師の方が
「ここのカフェで鑑定をしたい」とお越しになっていました。
その時に、お試し鑑定をしていただくのですが(きちんと料金お支払いしています)、ある方がこんな鑑定をされました。
織路「このお店の近未来を教えてください」
出たカードはこちらです。
「ザ・タワー」
突然のことでバタバタすることを象徴しているカードです。
ところがその時、その鑑定師さんは
「きゃー、素敵です!
お客さまがどんどん集まってきて、入りきれなくて人がたくさんあふれてしまっていますね。お店は売上がたくさんになって万々歳ですね!」
織路「それは、どういう?」
「タロットって、スピリチュアルな要素なんです。私の頭の中でカードがそう言っているんです」
うーむ。
さて、結果はどうだったかというと、スタッフが1人辞めて、それに連なって数人が退職へ。よくあるケースですが、お陰でしばらくの間、鑑定する時間もないほど私はキッチンに入って調理や接客をしていました。。。。
やっぱりタワーって、そういう意味ですよね。。。
公正って大事。
難しいカードが出た時こそ、鑑定師の真骨頂で、甘えず逃げず、どうすればいいかという提案まですることが大事なんです。
伊東先生は、長い間鑑定をされ、生徒さんに占術を教えておいでなのですが、公正さが欠けた発言をされたことがありません。
なかなかできないことです。
今日もこれから講座です。
どのような切り口で説明くださるかを楽しみにしながら準備しようと思います。
明日の予報
先のことを考えてリスクマネジメントをする1日を。
防災備蓄品の入れ替えや資料整理などできることを1つでも。
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