風水師の織路由麻（おりじゆま）です。
今日は天赦日（てんしゃじつ）。
神に祈ってお願いをしたり、結婚や養子縁組、失敗など赦しを得る可能性が高いとされます。
人は自分の中にいろいろな妖怪を飼っていると私は思っています。
日ごろ隠れていても、不安になったり、プライドが折れそうになると、妖怪がその姿を現します。
私ももちろんそうです。
年齢を重ねるうちに、自分の至らなさや内在する妖怪に気づき、せっせと退治している最中ですが、それでも一生かけても退治しきれない気がしています。
そんな天赦日、久しぶりに朝から母といろいろな話をすることができました。
母「あのな。今いちばん幸せやねん。
こんな汚いヨレヨレのおばあちゃんになってしもて、うまいこと歩けへんし何もしてやれへんのに、そのままでええと言ってくれて。
アンタや孫がそばにいてくれて、そのまんまでええ、と言うてくれることが嬉しくて、何年生きてきててん、っていう感じやねん」
あぁ、母の中の妖怪を１体退治できたんだなと思いました。
↑お薬の山。子どもたちが仕訳してくれたらしいです。
・・・・・・・・・・
過去、身内が母所有の自動車をずっと借りていてなかなか返さないということがありました。
母が「いつまででもええよ」と言ったんだろうと思います。
ある日、「今日、家に来るから、私に返すように言ってくれ」と突然頼まれました。
そのまま返却してほしいと伝えたら、
「なんでそんなに急いで返すのだ」と言い返されました。
本当はそんな必要全くないのに「私の子どもの送り迎えに必要だから」
そう言ったとき
「そっちの都合のために、どうして返さないといけないんだ！」と逆切れされました。
うん、そうだよね・・・と思って母をみたら、
母は、
「（織路が）困っているねんから返してあげて」
織路「・・・」
そんなエピソードは枚挙にいとまがありません。
親戚から筆書の立派な私への絶縁状が届いたこともあります。
母は中身を見せてくれず
「あのおっちゃんおかしいなー。」
親しくない人にディズニーランドの費用を負担したり、食事をおごったり。
破格のお見舞い金を渡してみたり。
すべての行動の軸は、自分の安定できる居場所を探すというところにあったんだなと思います。
織路「お金があってもなくても、そのまま受け止めて生き切った姿を子どもたちに見せてほしい。」
私も思い出すと情けなくなることがたくさんあります。
引っ剥がすことは難しいですが、母の中にいた妖怪を自分の中からも追い出そうと思いました。
・・・・・・・・・・・・
身内のお話、お赦しいただければ幸いです。
天赦日。
「ラッキーデー」というイベントとして、お商売に活用されることもあるかもしれません。
いろいろな活用ができると思います。
今日という１日はまだ半分以上残っています。
お一人おひとりの妖怪退治として活用されてはいかがでしょうか。
明日の予報
身ぎれいにするのによい日。美容院やネイルサロンに行ったり、メイクグッズを揃えたりしてさっぱりさせてみましょう。
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