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「ホンモノ」は怖がらせて得るものではない

風水師の織路由麻(おりじゆま)です。

珍しくある方から「オイルクレンジングは、30代以上の肌に悪いって知っていますか?」と、聞かれました。

そうなんですか?

あるタレントさんがご自身のブランドを出されていて、オイルクレンジングについてハッキリ「ヤバイです。絶対やめてください。」と宣伝しているから、気になったそうです。

ふむふむ。

織路「そもそも、オイルクレンジングの役割を知ることが大事ですよね」

油脂は酸化すると、有害な物質が発生します。
下痢や吐き気、腹痛、頭痛などの不快症状となることがあり、体内にも蓄積します。
認知症の原因になるともいわれています。

だから、ファンデーションや口紅、そして皮脂、など、酸化させず落とすことが大事。
落とさなくてもよい皮脂まで落としすぎることがないよう、各社が研究開発しているというのがオイルクレンジング。

しっかり落としたあと、水分や油を補給するときに鏡を見て自分の肌を自分で触れて、心地よい刺激になるものを研究開発し商品化していくのが化粧品各メーカーの存在意義。

織路「それだけ言い切るのなら、1人のタレントが自分で試して出した回答(その他の試用テストもあるかもですけども)が、すべての人に合致するのかという検証はどうなっているのかなぁと。
各メーカーの社員の検証努力を傷つけているんじゃないかなと思うわけで・・・」

会社生活を終えた今でも私は、資生堂という会社が好きです。
たぶん、普通の人より多くの事業所を私は経験しています。
販社・本社・アウトオブ資生堂(資生堂の冠を出さないところ)・美容室関係・研究所・工場などなどを経験してきました。
資生堂が好きな理由は、どこの事業所も、職場にも「ホンモノ」を目指す社員がいて、その姿勢を大事に見守り育てる会社だったからです。

マスカラを研究している人は、長い自分自身のまつげを日本人平均値の長さまでカットして試し、さらには自分の足指の毛にまで塗って検証していましたし、
ヘア製品担当者が台風の日に屋上で風に吹かれていて、見回りをしていた私たち(管理部)に「何しているんですか!」と驚かれたこともあったし、
ランニング後の、くっさい脇の下を食堂で嗅ぎあうエージープラス(制汗剤)担当者をあきれ顔で見ていたし、
製品担当者と、原料や製品の安全性を分析する担当者のどっちも折れない言い争いや
200円の眉墨エンピツでさえアトピー肌の社員が自ら化粧品の安全を試す姿にも頭が下がったし、
天気やシーズンによって製造釜の微調整を繰り返す工場担当者のうんちくを楽しく聞いていたこともあったし、
販売後もずっとロット毎にその商品を保管し、何年もその状態を観察している場所が当たり前にあることも嬉しかったし・・・。

タレントさんのその商品はとてもいいものかもしれないけれど、

20年以上勤めていて、妥協しない姿と、それをヨシとする会社の度量を見続けてきたから、
「ヤバイ」とか、「絶対やめてください」とか、
消費者をあおるような販売方法をすることに私は違和感しかないのです。

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鑑定も同じです。

「アンタ死ぬわよ」「先祖からの因縁」など、怖がらせるような鑑定は、
カリスマ性や中毒性を持たせるのかもしれないけれど、

占術は、幸せになりたい、少しでも安心できる環境で過ごしたいと願う古代の人々の知恵と経験の塊なので、後輩の私たちが、それを利用して自分の利益のために使ってはいけないと思うんです。

世の中には、こんな手法の販売方法がたくさんあります。
「ホンモノ」は怖がらせて得るものではなくて、目指すもの。

今日は夏至、陽から陰へ。
1年の大きな転換期にある流れに乗って、見た目に踊らされず、基礎に戻ってきちんと「ホンモノ」を目指して過ごしたいと思いました。

明日は今月最後の緒川先生の鑑定です。

明日の予報
寝室のレイアウト変更によい日
シーツや布団カバーの丸洗いもオススメです。



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風水師 織路由麻

「はこにわプレート」オーナー開運予報士® 創設者
風水師の織路由麻(おりじゆま)です。 「占術は怖くない」 それをお伝えしたくて占術について様々な情報を発信しています。 「どうすれば楽しく幸せになることができるか」「安心して人生を歩むことができるか」、無理なく幸せな道を選択していく、占術に頼り切るのではなく、人生のパートナーにすることを願って活動しています。
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