横浜元町中華街の開運カフェ はこにわプレート店長の織路由麻(おりじゆま)です。
お陰さまで鑑定が続く日々です。
ブログで恩返しできればと、今日は風水の本当の活用方法を知ってほしくて、
真面目なお話を書きます。
人は幸せになるために、存在しているとワタシは思っています。
ですが、幸せは精一杯生きた証として与えられるものであって、
「これさえ持てばいい。」
「吉方位に行きさえすればいい」
「いい家相の家を作ればいい」
その精一杯生きることをグッズやテクニックのみで補おうとして失敗する人が多いのです。
占い師側も、グッズに頼らせてしまった方が楽だし
不幸を伝えた方が、テクニックを売ることができる分、儲かるし、
そういう意味ではお手軽なwin-win関係が構築できています。
でも、不思議なんですが、そういうお手軽な方は、
一時的には時の運を得るかもしれないけれど、
あとから失敗することが多いのも事実なんです。
時の流れは残酷で、同じ運が続くことはありません。
10年毎に、5年毎に、1年毎に、1カ月毎に・・・、
流れている運気は絶えず変わっています。
「天(時間)と、地(空間)、そして人(人間)の持つ力が互いに行き交うことが大事。」
お師匠さまから授かった言葉です。
実際、運を上げるのが難しい家相(風水)だったとしても、人の努力によって大きく運を変えた事例は
山のようにあります。またその逆もしかり。
ワタシが良い事例になります。
ワタシが起業した時の運は、1年毎の運でみると良くても、10年毎の運でみると、
助けが得られない時期にありました。天の運が薄い時期です。
お師匠さまに言われました。
「すぐにお店を手放しなさい。これ以上傷が深くならないように」
ところが、お店の風水は、褒められるぐらいしっかり作っていました。
風水さえちゃんとしてれば、どうにでもなるよとテクニックで補えると思っていました。
つまり、ワタシは、驕り高ぶっていたんです。
そして開業しましたが、やはり負債が続いていきます。
もし、カフェ経営の力量があったなら、何とかなったと思いますが、
未経験での開業ですから、実力不足です。
天と人から見放されたワタシは、地(空間)がどんなによくても助けになりません。
その頃の赤字額は、1カ月〇00万円
頭が麻痺してしまって、何がどうなっているのかもわかりませんでした。
母の家を売ってまで起業したのに「占い師が自分を占って破産する」
どこかのネタになりそうな話です。
狂うほどの後悔と、眠れない日々が続きました。
更に悪いことに、終わりが見えない苦しい毎日を必死で泳いでいると、
ときどき助けがあるように感じます。でもそれは、まやかしであることが多く、
一見、手を差し伸べてくれているような状況でも、
ワタシを利用しようというだけの軽い人だったこともあるし、
状況を正直にいろいろお話していたことが「潰れるぞ」と伝わったこともあり、
ヤ〇ザさんのような人が来てしまい、親身になった顔をして「いくらやったら手放すんや」と
言われたことだってあります。
運がない時はまだまだ続き、愛人契約を持ち出されたり、宗教法人のお話が来たり、
こんな話ばかりが続きます。
どれだけ怖い思いをするんだろう、そう思ったらまた眠れなくなります。
でも、この店は悪くないし、お客さまにはここのお店で幸せになる権利があるのだから、
自分が怖い顔をしていられないんです。
独りぼっちのワタシの顔と、お客さまがいる時の顔の違いを知っているのは
ほんのわずかです。
「占いは怪しくない」ということを知ってほしい。
小さな理念だけが、ワタシの希望の光でした。
「命がある限り精一杯頑張りますから、どうか神さま、助けてください!」
人の運というのは不思議なもので、必死に努力していると、
経営する必要な力が備わるようになり、
鑑定の実力も上がって、鑑定だけで家賃を補えるようになります。
個人だけではなくて、経営者の皆さまの鑑定依頼が増えたのは、
現実味がある提案ができるようになったからだと思っています。
同時に必要な人も集まってきてくれ、ワタシが持っていない運を分け与えてくれました。
その結果、ウチよりも安い家賃のお店や地主さんのビルがバタバタ閉店していく中で、
起業3年後の去年の決算は、初めて黒字になりました。
お師匠さまからその時もらった言葉です。
「何か一つ、努力によって超えた、そんな感じがしましたね。」
きっと他の風水師は、こんなどん底の経験をしないでしょう、
あなたの強みになるでしょう、ということを伝えてくれたように思いました。
そして4年目の決算も乗り越えて行く事が出来そうです。
風水がいいから運も良いのではなく、
風水が悪いから運が悪いと諦めるのでもないのです。
ワタシの事例を書いたのは、
天と地の間にいる人間力が運を大きく左右することを知ってほしいから。
人間力を持って、更に天と地のパワーをもらうことができたら、
怖いものはないんですよね。
「苦難の運の時に何ができたかで、その人の運命の大きさが決まります。」
これもお師匠さまからもらった言葉です。
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