風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
今日の学習で今月の外出は終了し、また来月。
ロープウェイに乗りつつ実地研修の予定です。
今回は、新しい風水の技法を学んできましたが、
事例にあたればあたるほど、「住むところは大事」という気持ちが強くなりました。
玄関から、ぱっと外に出た時、常に目にするものが
どちらかというと悪いイメージだった場合、その環境の積み重ねで悪い流れを掴んでしまいがちですし、後ろ向きな考え方を持ちやすくなります。
学びながら、私の母の事例もそうだったなぁと思い返しました。
元町のカフェのために家を手放してくれた母。
なかなか全額返済はできないけれど、その代わり、好きな場所に住んでもらいたいと思いました。
一番最初、母は、
「マンションに住んでみたい!
富士山が見える場所でコーヒーを飲んで過ごしたい」
母は、風水の鑑定をしても、一回そこが気に入ったら話を聞いてくれません。
結局、母が気に入った駅すぐ近くの高級タワマンに。
ところが富士山を眺めてコーヒーを飲んでいたのはほんの少しの間だけで、そのうち近隣の環境の方が重要になっていきました。
高速道路が巻いていて流れが強すぎましたし、ずっと夜もテールランプがチカチカ、
電車が常に動いています。
上層階は当たる風が強すぎて、こうなると気が安定せず健康運を落とします。
不満を言うことが続き、実際に体調不良になり、急な震えが出たりして、3回も救急車で運ばれました。
憧れの高層マンション生活というのを一生のうちで経験できてヨカッタんじゃないかと思います。
次に引っ越した先は、低層階でした。
とはいえ、夜は美しい大桟橋が見えるマンションの最上階です。
風景を楽しんでくれていたのはほんのわずかな期間。
目の前が大きな道路で車両の往来が激しいのです。
防音になっていても「眠れない。変なものがみえる(霊感強いので)」と言い始め、これまた体調を崩し、またお引越し。
3回目になる頃は、母は自ら気に入った物件を探しにいきました。
選んだのは、商店街で新しくできた真っ白な大理石調の床の場所。
新築でキレイでしたが、玄空飛星図では、玄関に5が回り(つまり凶)ます。
「一目見て、ここやと思った!」
これまた体調を崩し、1年もせずに出ていくことに。
言っても全然聞いてくれないので、こんな感じで3回「母のカン」なるもので引越ししました。
4回目は、あまりにも眠れないというので、仮でいいからまずは住んでくれない?と、私が選んだ、
「古いけれど、静かで広くて、星回りがよい住まい」に。
もうすぐ10カ月めになりますが、元気です。
今でも母は、「新築がいい」「ここは安普請」「賃貸はいや」と夢物語のような住まいを願っている状態で、行くたびに、新築マンションのパンフレットを見せられ、ここがええ(ちなみに、1億6000万円です)と言いますが、私も大分聞き流せるようになりました。
眠れるようになり、歩けるようになり(笑)。
諦めていたハワイにも行けたし、歩いたし、海にも行けましたし。
健康であればこそ。
住むということは、健康でいられるためにあるということ、
自慢できる風景や夢物語ではない、ということを母を通じて教えてもらう機会になりました。
そして今回の学習で、改めて古書から紐解いた図を学び、ポイントを教わり、
昔から今も変わらず、よい環境に守られた場所で住むことは大事なんだということを確信しました。
なかなかよい物件にあたることは難しいですし、今住んでいるところを変えることはなかなかできないかもしれませんが、
そんな中でも少しでもよい環境にして、少しでも健康でいられる場所を探しそこで寝ていただき、
幸せに生活することができるように提案したいと思います。
ということで、学習は一生続く。。。
今日も実地研修に行ってまいります。
今晩、横浜に戻ります。
緒川先生の鑑定は26日まで
27日のバスツアー、まだ席に余裕がありますのでぜひお越しを。
また25日は夜の放談です。
明日の予報
お出かけの有無にかかわらず、オシャレを。
少し良いアクセサリーを身に着けて、華やかな1日を
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風水師 織路由麻
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