風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
昨晩遅くに、ある設計士さんとお話をしました。
その方は、夜更けから朝方3時までお仕事をされるスタイルとのことでしたので、設計士さんに合わせた遅い時間スタートに。
一方的に話をされる、とてもこだわりが強い方のように感じました。
いちばん驚いたのは、
「地理院地図の真北は間違っている」という持論。
土地を鑑定する時は、真北ではなく、磁北を採用します。
そうなると、磁北は、真北よりも西にずれ、場所によってそのずれ方には差が生じます。
国内の場合は、だいたい7~8度。
いったん真北を出してから、データや自分で計測した数値をもとに磁北に変更していきます。
今回依頼された土地は、
国土交通省(国土地理院)の地理院地図のサイトでみると、磁北は7度40分となっていました。
がしかし、
年配の設計士さんということもあって、磁北という考え方がなかなか理解いただけず。
なーぜーかー、
毎回真北の位置がずれ、何回やり直したことか・・・。
施主様にお願いして、別の土地家屋調査士さんに依頼し、真北(+磁北)を図っていただくことにしました。
そしてそのデータをお渡しして設計いただくようお願いしたのに、やっぱりそのデータの真北と合致せず・・・
なぜ???
そんなわけで直接、設計士さんとお話をすることにしたんです。
設計士さん「7度40分は傾けすぎていて、自分の感覚では6度20分だ」
織路「現在、日本国中を計測しても6度という数字はない。」
設計士さん「7度以上傾けたら、確認申請通らない。あなたはわかっていない」
織路「建築確認で必要な洗い出しに沿って真北を出してもらっているのに?」
あーいえば、こういう経験談で切り替えれる・・・
それってあなたの感想ですよね・・・、ひろゆきさんの言葉をついつい思い浮かべました。
なぜ、私がしつこく食い下がっているかというと、
その土地で建てる角度は、ずれてしまうたびに、向きが「壬」と「子」「大空亡(境目にぴったりくっつく)」「兼向」の4種類になるからです。
指定した方位で確定させたいのに、こちらでも計測しているのに、なんで違うと言い切るのかなぁ・・・。
うーん。
織路「ええと、〇〇さんは施主様が幸せで満足する家にしたいですよね」
「もちろんですよ」
織路「よかったです。
それでは、もう一度、私は施主様と、よく話し合い、どのようになればいいかを決めていきます。
その結果を施主様から〇〇さんに伝えていただくということでいいですか?」
ようやく、思う方向に進めそうです。
思い込みや感覚だけに頼らず、データをみること、そして誰が雇い主で、その人がどうしたいかということをきちんと理解しなければ、誰も幸せにならない。
こだわりは大事。でも思い込みで突っ走るのは危険。
せめて、朝方3時まで仕事するという誰にも迷惑がかからないスタイルだけにしていただきたいなぁ。
私も気をつけようと思います。
明日の予報
名誉回復のチャンス。
悔しい思いをしたことをきちんと伝えて納得してもらいましょう。
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