風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
昨日は自治会での人権研修がありました。
マイクロアグレッション=小さな攻撃性
無自覚の褒めているつもりや、アドバイスしているつもりで発する言葉のことです。
「結婚しないの?した方がいいよ」
「日本人は優しくて思いやりがある。あなたもそうでしょう?」
「障碍者なのに頑張っていてすごい」
当事者はもやもや。
なぜなら、発する言葉の背景に相手の考えが見えるから。
「結婚しないの?した方がいいよ」→結婚するのが当たり前。結婚して一人前
「日本人は優しくて思いやりがある。あなたもそうでしょう?」→そうあるべき
「障碍者なのに頑張っていてすごい」→「障碍者は弱いもの。劣っているもの」
同和問題や外国人差別、パワハラモラハラ系のテーマじゃなくて、判断が難しい研修内容で、びっくりしました。
伺うと、各集落に配布されるDVDで、最後に残ったものだったそうで、
案の定、ワークショップでは
「以前は、こんな会話は当たり前だった」
「そんなこと考えていたら会話ができない」
「何がよくて何が悪いか1つ1つ考えて話をしないといけないのか」
など、戸惑いの意見が多く出ていました。
そのうち、「関東はバカはいいけれどアホはダメ、関西は反対。いちいち出身を聞かないといけないのか」という意見なども出るようになり、司会進行の方が困っていました。
私は、自分の経験として
「都会の人は、甘くないキーウィは食べたことないでしょう」
「田舎の味は口に合わないでしょう」
これらの背景に、さまざまな思いを感じて面白いなぁと思っていることを伝えました。
(織路と)会話してみたい。
都会>田舎と私が考えているのかという確認やそうあってほしくないという願い
馬鹿にされたくないという思い
そう思ってはいらっしゃらないけれど、先に卑下して安全な場所を確保して発言されている
もっとあるかも・・・
言葉を発する時は、さまざまな思いが絡み合って、出てくるもの。
90歳近い方が
「まだまだ学ぶことが多いとわかったから、あきらめずに努力していきたい」とおっしゃいました。
すごいなぁ。
そして、90歳近い方なのにという、私のこの感想もマイクロアグレッション(小さな攻撃性)になる。
難しいテーマながら、
■属性という考えをできるだけ外して、一人ひとりとして見ていくこと
■属性という慣習を活用できるなら(自分がしんどくないなら)、うまく活用していくことも大事
ここからスタートして、行動しながら変容していきたいなと思いました。
鑑定においても注意していきます。
明日の予報
発酵食品を作るのによい日
浅漬けを仕込んで出かけましょう
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