風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
萩ツアー報告、最終回です。
何名かの方から、行ってみたくなったというメールを頂戴し、なにかのお役に立てたようで嬉しいです!(^^)!
さて、最終回。
湯田温泉での報告をします。
湯田温泉は幕末、烈士が傷を癒したり、会合したりしたとされる場所です。
けがをした白狐が傷を癒していたという伝説が伝わることから「白狐の湯」とも呼ばれているそうで、あちこちに白いきつねのモチーフがあります。
郵便ポストも白い狐さん。
ここから郵送したら、木の葉のスタンプ押されてたりして(笑)。
チェックインの前に、ザビエル記念聖堂へ。
■ザビエル教会にて。
フランシスコ・サビエルは天文18年(1549)に来日、日本に初めてキリスト教を伝えたイエズス会の宣教師。
私は長崎だとばかり思っていましたが、西国一の大名だった大内義隆を頼って山口を訪れ、本格的な布教活動を行ったとのこと、私は山口で布教していたことを知らずにいました。
当時の展示がいろいろありました。
下の画像は、当時の踏み絵。
ザビエルは、平戸で布教後、もっと教えを広めるために山口へ。
有力者の大内義隆を頼ったものの、一回目は、男色を禁忌とするキリスト教の教えに激怒され追放。
でもあきらめず、正装し天皇に献上する品を持参するなど3度も謁見を試み、布教を許されました。
展示されている本国への報告書を読むと、
自分に他者を合わせさせるのではなく、自分が合わせて行こうとする姿勢が感応して、
500人の信徒を得るまでになったのだなということがわかります。
果たしたい目的と意志があれば、自分のプライドを守ることは何とちっこいことか・・・。
いろいろな想いを受け取って、ホテルにチェックインしました。
湯田温泉のお湯は、柔らかい湯質でした。
「アルカリ性単純温泉で、肌によく馴染むやわらかい湯が特徴です。
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、ぢ疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進に効能があるため、昔から多くの人々に親しまれ、そして愛されてきました。
しかし、一番の特徴は豊富な湯量、1日になんと2,000トンもの天然温泉が湧き出ているのです。
また、温泉の熱源には「火山性」と「非火山性」がありますが、非火山性の源泉の場合は42℃を超えない場合がほとんど。しかし、湯田温泉は非火山性でありながらも70℃を超えており、県内の温泉の中では最も高い値を誇っています。」(湯田温泉旅館協同組合hpより転載)
長湯ができる温泉で、烈士は酒を酌み交わし、大きな夢を語っていたのだろうなぁ。
夜はホテル食ではなく予約した居酒屋さんへ。
串蔵さんは、黒かしわのお店。
湯田温泉駅前にあります。
安倍元総理のサインもありました。
「長州黒かしわは、天然記念物である「黒柏鶏」の血を受け継ぎ、地域の特色を出し、肉用鶏として経済性・食味の良さにこだわり、誕生した山口県産のオリジナル地鶏です。
長州黒かしわの味・品質は抗生物質・合成抗菌剤を使用しないハーブ入りの独自の配合飼料に加え、飼料用米や米ぬか等の地域資源を自家配合した飼料を給与し、海と山に囲まれた豊かな自然環境のなか、約80~100日間平飼いでのびのびと育てることによって高水準な肉質を保っております。」(養鶏組合さんのサイトから転載)
1本420円~と、まーまーいい値段の焼き鳥(串焼き)ですが、
ハンバーグですか?という大きさで、歯ごたえがあって、とにかくおいしいです。
こちらは手羽先。これも大きくてプリっとしています。
これだけを食べに行ってもいいぐらい、おいしかったです。
おなかいっぱいタンパク質を補充して、散歩しながらホテルへ。
翌朝は、井上公園まで散歩。
井上馨(いのうえかおる)の生誕地が公園になっています。
藩校明倫館に通い、幕末の重要な外相の役割を果たしました。
公園になっているせいか通り過ぎられていて、ほかに観光客はいなかったので、
山口県は、多くの幕末を支えた人材を育てた場所だったんだなぁと、ゆっくり当時のことを想う時間を過ごすことができました。
明倫館は当初20人程度の武士の子弟を育てる藩校でしたが、どの子弟も受け入れるという考えに基づき1000人規模(一時期は3000人まで膨れ上がったそう)の藩校に移設しました。
人材とは、なんと大きな力を持っていることか。
お金は、その価値しかないけれど、
人は、何倍、何百倍もの力(プラスにもマイナスにも)に変わる。
視野を広く、視座を高く。
私も、「自分なんて・・・」と卑下して逃げることなく、二拠点先で塾を開くぐらいにはなりたいな、と改めて思いました。
そのまま、帰宅の途へ。
あっという間に、3泊4日の旅は終わりました。

萩は、周りの風景に合わせて、目立たない看板でそろえられていました。
旅の効用はなにか。
私は、五感を刺激し、受け止める機会になるものと考えます。
自分の目で見て、耳で聞いて、舌で味わい、風を肌で感じて、香りを楽しむ。
普段、いかに自分が五感を堪能していないのか、旅を通して実感することができます。
当たり前のことを有難いと思う気持ちになり、行動のきっかけをもらう機会になるのだと思うのです。

出発前、旅のおともにとブルーボトルコーヒーのエコバッグをいただきました。ありがとうございます。
旅に行かせていただけることを感謝するとともに、自分なりに感じたことを旅の記録として報告しました。
少しでも、読んでくださる皆さまの五感に効用があれば嬉しいです。
旅にご一緒いただいた皆さまに感謝します。
そしていつか、ブログを読んでくださる皆さまともご一緒できたら。
長文につきあっていただきありがとうございました。
いよいよ、収穫のとき。
明日からは、新米のこと書いていきます!(^^)!
お土産福袋
①は売れました。
②と③は1つずつあります。お声がけください。
明日の予報
ベッド周りを整えましょう。
よい睡眠の質を保つくふうをする1日に
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風水師 織路由麻

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