風水師の織路由麻（おりじゆま）です。
入った居酒屋さんで「オレは、やればできる」と自信たっぷりの会話をしているサラリーマンがいて、あぁ惜しいなと思うことがあったので書いてみます。
私自身にも当てはまることなので耳が痛いです。。。
これまでのご相談でもこんなことをおっしゃる方はおいでです。
「勉強すればできるのはわかっている」
「自分はやればできる子なんです。やろうとしてないだけで」
「以前、結果出したことがあるから、ダイエットやると決めたらできるんです」
「禁煙はいつでもできるんです。」
「婚活パーティーではいつもカップルになるんです。外見も悪くないから、結婚もしようと思えばできます。やろうとしないだけ」
そのあとに
「でも、今は忙しいから」
「仕事が落ち着いたら」
「ストレス溜まっちゃうと日常生活に支障出ちゃうから」
「痩せたら婚活すると思う」
好条件でスタートしなくても、すぐ始めたらいいのにな。
やればできるでしょうが、やり続けることができて初めてやればできるって言えるんだ、と私は思っているから。
夢を現実にするのは自分自身♬
たとえば、私は新入社員のときにかかった腎炎で、このままだと人工透析になるとまで言われたことがあります。
塩０グラム生活から始め、普通に戻るまでに２年以上かかりました。
ステロイド剤のせいか、半年であっという間に２０キロ以上増えて、ぶよぶよしている自分の姿が信じられませんでした。
仕事で積極的に動きたいのに、安静にしていなければ治らないと言われ、入院したくなくて、会社の人に見られないようにしながら会議室やファミリーレストランで横になり（当時は、元気いっぱいの姿を見せようとしていたので、弱っている自分を見られたくなかったんです）、心配されたくないので実家にもほとんど顔を出さず・・・、
こんな風に、後ろめたい気持ちで行動していると、性格までマイナス思考になるものだと実感しました。
もう二度と同じようなことになりたくないと思いました。
治っても体重はそのまま落ちなかったので、休みになれば断食道場に行ったり、お寺で修行したり、フルーツダイエットをしたり、いろんなことをしました。
そこから一生続けることができるダイエットというかカラダのメンテナンスをする方法を考えるようになり、今も実践しています。それが土用ダイエットですし、食べ過ぎた翌日の酵素ドリンクになりました。
婚活もそうです。
結婚したらそれでオワリだと思っているのではなく、そのあともずっと幸せでいていただく可能性を高くするためにそれぞれの長所と短所、性質、どうすれば折り合えるかまでずっと考え続けます。
要するに、「やればできる」ということが打ち上げ花火のようにイベントとして終わるということを意味するのではなく、幸せな日々のためには、やり続けることができて初めて「やればできる」と言えるんじゃないかということなんです。
土用ダイエットをきっかけにダイエットを始めて、コツコツ普通の体重に近づいたよというメールをくださる方も、
婚活部の部活をきっかけに毎日お化粧をするようになって仕事も楽しくなってきたよとおっしゃってくださる方も、
講座をきっかけにいろいろな人を調べられられるようになり、人はそれぞれだからいいところをみようと思うようになってPTAでも会社でも余裕を持つことが出来るようになったという方も
「継続」というキーワードがあったから幸せも続いているんだと思うんです。
「やればできる」と宣言することは、「いつかは」という不確定な未来に自信を持つそぶりで現実から逃げるということと同じかもしれないんです。
１００点スタートを目指さず、不格好でも、準備不足でもスタートし、失敗したり回り道をしながら、コツコツ継続する力を育てる方がよっぽどその先の幸せになる確率が上がるはず。
居酒屋さんで出会ったサラリーマンは、今も「オレはやればできるんだよ」って同じ話を同僚に聞かせ続けているのかなぁ。
せっかくの継続力、もったいないなぁ。
自分にもあることなので、そうならないよう言い聞かせつつ、今日もミワ先生のところにメンテナンスに行ってきます。
明日の予報
動くのによい日。
お出かけできそうなら遠めのお散歩やガーデニングを。
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風水師 織路由麻
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