風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
今が「どん底」といえるような方の鑑定をさせていただきました。
公衆電話からいただいた依頼だったので、急ぎなのかなと思いながら指定のカフェへ。
お会いしてみると、なり立てほやほやの住所不定の方でした。
ネカフェなどで泊まるうちに、たまたま私のブログを見て、そのまま過去のブログも読んでくださって、会ってみたいと思ってくださったそうです。
織路「よくこの鑑定料金が準備できましたね」
「スロット(パチンコ)したら、〇万円になったので、これは絶対にと思ったんですよ」
実際にこれまでのお話を聞いてみると、お身内にも不幸が続くなど、凶運が何度も続いていらっしゃいました。
「住んでいる場所がなくなってしまうということが、どれほど不安かということを思い知りましたよ。」
聞きたいことは何かと伺うと、質問返しのように、
「織路さんが、自分みたいなどん底の人間に、それでも前向きなことが言えるかをまずは聞きたい」
と、なんだか禅問答みたいなことを聞かれました。
「どん底だったら、上しか見えないから、明るいですよね」
「底で、地に足ついているから、しっかり立てますね」
「土地に縛られないで、自由に風水のよい場所に行けますね」
(中略)だんだん困ってきました。
「上り坂、下り坂、まさか、というタイトルの本のネタができますね」
「プライスレスな私の鑑定を受けられてよかったですね」
とほん、語彙力がない・・・。
思いつくまま、あれこれ言ってたら合格点をもらったみたいで、ようやく鑑定に。
今の流れや、向いたお仕事をオススメするだけでなく、
せっかくだからと、一緒に履歴書を作って鑑定は終了しました。
別れ際に、気になって、どうして禅問答みたいなことを質問したのかを伺うと、
「現実逃避のために前向きなことを言うだけ人か、そうでない人かを見極めたかったから」とのこと。
「信じていたらいいことがある」
「あなたならできる」
そういうふわっとしたことを私が言ったら、帰ろうと思ってたそうです。
織路「まさか、今困っているお客さまを前にして、そんな鑑定する人いませんよ。」
何か気になるなー。
織路「長生きして、私を顧問として招いてくださいねー」
「大丈夫。織路さんの鑑定を記念に、あちらの世界に旅立つなんて気持ちはなくなりましたから」
やっぱりな・・・。
もう少しこのままカフェでゆっくりしますとおっしゃったので、私だけ失礼し、
近くのスーパーでアメをあれこれ買い、ばらして自分のエコバッグに詰めて、カフェに戻りました。
織路「ちょっと早いですけど、サンタです」
あ、もう履歴書を仕上げていらっしゃる!
「織路さんが生きているうちに早く立ち上げないと、顧問になってもらえないでしょう(笑)」
「ま、早めにお願いします。そのうち顧問料上がりますから(笑)」
律儀にアメ代を払うとおっしゃるので、サンタ代の引き換えにブログに書くことを許してもらいました。
今度はパチンコではなくて、本業で稼いだお金で鑑定受けてください(#^^#)
明日の予報
新月です。ここから増やす嬉しいことを考えて行動していきましょう。
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