ハラスメントに勝つためのコツ

風水師の織路由麻(おりじゆま)です。

少し前に相談いただいた新入社員さんから連絡がありました。

「上司のハラスメントの件で、正式にこれまでのことを全て話す機会を得ることができるようになりました」

それはそれは。

陰湿なことは、なかなか表に出にくく、そして、加害者は、これまでの経験からギリギリのところでの攻防戦が上手い人が多いです。

法律の専門家の門をたたくのも勇気がいります。

だから、四柱推命でご本人の今の流れを読み解き、擇日(たくじつ)という占術で行動する日を選んで、少しでも味方を増やして戦うようにアドバイスをさせていただいていました。

ハラスメントは、被害者の心をえぐるようなことをします。
自分の中のブラックな感情や、甘えて流されてしまう部分とも戦わなければいけないので相当苦しいです。
また、訴えたとしても良心の呵責のようなことが続くので、相当つらいです。

その方はこれからなので、詳細なことは書けませんが、乗り越えて笑顔を取り戻してほしいなと願うばかりです。

時の流れ、環境、人の協力(自分も含めて)、この3つが揃うと相当強くなり、
勝利する確率がぐんとあがります。

私自身の失敗事例をご紹介しますので、よければお付き合いを。
新入社員、営業時代の私のことを書いてみます。

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高学歴で、自信家、演技派の上司がいました。
私は、支社で初めての女性総合職。
上司は、自分を高めるための好材料が来たと思ったんですね、きっと。

パワハラ、モラハラ、セクハラ・・・、いろいろギリギリもしくは証人がいないという時を狙ってやってくれました。

営業に同行してやると車に乗ってきては、運転中に
「おまえ、スポーツブラなんじゃないのか、見せてみろ」
「立派な太ももだな、もっと鍛えるところがあるだろう」と、体に触れてきます。

当時の私は、驚く方が先で、どうしていいかわからず困った顔をしていました。

私のその様子を見て、
「密室なので証人はいないからな」と、したり顔で言います。

あー、当時の自分と今の自分が変わりたいです。

今だったら、間違いなくミラーで後続車を確認しながら、いきなりブレーキをギューと踏んで、上司をひやっとさせるぐらいのことは最低でもします。

また、とてもこだわりが強く、熱湯で濃いめ好み。
お茶の入れ方が下手だ、まずい、という理由で、別室で30分ぐらい親の育て方が悪いとまでしつこく責め立ててもきました。

一方で
「はー、新人を育てるのは大変だ」などと、私の担当店で愚痴るぐらいの演技派でもあり、女性経営者の心をきゅっと掴むための道具にされることもありました。

事実を言い返すと、クライアントの前で痴話げんかのようになってしまう。
自分は同じ土俵に立つのか。それはいやだ。
無言で何も言わないようにしましたが、それも上司の計算のうち。
言い返したら、それはそれで次の策を講じただろうと思います。

相当、悔しいです。

ここまで気持ちを逆立てする人がいるのか。

私は、今まで甘ちゃんだったんだな、周りに恵まれていたんだなと、
驚くばかりで何もできない自分にも悔しくて寮で何度も泣きました。

先輩のビューティーコンサルタントの方に相談すると、
「ブラの紐ぐらい、引っ張らせてあげたらいいじゃない?」

しまった、下手に相談すると告げ口されて、もっと陰湿なことをされるかもしれない、誰にでも相談していいことではないのだと思いました。

私がおかしいのか?いやそんなことはない、私はいやだ。
こんな風に、だんだん自分ひとりでなんとかしようと考えるようになりました。

たった1回の相談で、全てを悟ったような気でいる私はアホです。

陰極まれば陽に転ず。

もういいや。やられ続けると、人はある時、変わります。

まず、お茶の入れ方を変え、私の楽しみに変えました。

(当時は、新人は朝、メンバーのお茶を入れるのがお仕事の1つ)
全員のそれぞれの湯飲みにお茶を入れたあと、あっつあつで濃いめの味を好むその上司のためだけに、他の課の急須に残っていた全部の出しがらに熱湯を少し入れて、急須を洗うようにして上司の湯飲みに注ぎ、継ぎ足し、めちゃ濃いお茶にしてから、調整はお湯を入れてカルピス方式で出す。
そのうち、私のその作業のために、わざわざ洗わないで急須を置いていてくださる先輩も(笑)

お土産のお菓子を渡すときは、思わず上司の分だけ床に落っことしちゃって、それを出す。(なぜか、必ず落っことしてしまうんですよねー)

そんな感じでニコニコしていたら
「やっと、俺の教育が行き届いたようだな。」

支社全員が私の行動を知っているので、にやにや。

ふーん、誰も上司に告げ口しないんだな、裸の王様か。

「証拠集めをしよっと。」

頭の良さや成功体験がかえって失敗を招くこともある。

新入社員の別の女性に同じようなことをして、人事に報告する機会を得て、ご転勤。
自分は出世頭だって言ってたのに(笑)。

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今思うと・・・、サイコパスに近い感覚を持った上司だったんですねー。

一方で、私は戦術不足でいながら、スマートに解決しようと思ってしまって、意固地になっていました。ナサケナイ

時の流れをうまく生かし切れていなかったし、時を読む占術も知らなかったし
人のサポートを得る能力も不足していたし、机の環境も悪かったし。

味方を増やすということしてなかったです。

孟子にこんな一文があります。
「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」

今回のケースに合わせて意訳すると、一人の能力だけでなんでもしようとすると勝利は難しいよということになります。

冒頭の方は、一人で悩むことをやめ、自分の時の流れや置かれた環境を知りたくて私のところに来てくださいました。

当時の私に聞かせてやりたいです。

まだまだ続くことかと思いますが、味方につけることの大事さを身につけられたのだから百人力ですね。
ココロ折れずに頑張ってほしいです!

今日もお昼のお茶会は終了。
来年は、たった一人で何でもしようと思わないことが良い流れを掴むカギの1つなんです。最後の会まで、精いっぱい伝えていこうと思っています(^^♪

明日の予報
キッチンやパントリーの掃除によい日。
出社したら(自分の運を掴むためにも)、パントリーまわりの清掃を。



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風水師 織路由麻

「はこにわプレート」オーナー開運予報士® 創設者
風水師の織路由麻(おりじゆま)です。 「占術は怖くない」 それをお伝えしたくて占術について様々な情報を発信しています。 「どうすれば楽しく幸せになることができるか」「安心して人生を歩むことができるか」、無理なく幸せな道を選択していく、占術に頼り切るのではなく、人生のパートナーにすることを願って活動しています。
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