風水師の織路由麻（おりじゆま）です。
受験生さんから、算数の成績を上げたいとのこと。
私も算数が苦手だからよくわかります。
中学受験のとき、国語や社会で満点近くをたたき出してても、算数が壊滅的なので、
いつも塾の先生に「他の教科はA判定で算数だけE、これじゃ足切りでアウト」と嘆かれていました。
塾では、その日のテストの成績が悪い時、１時間の居残り勉強があり、だいたい常連だった私。
たった１人だけ残っていたこともよくあります。
そんな私の話をしてみることにしました。
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中学受験の時、塾通いをしていました。
大量の問題を解くという塾だったのですが、それでも私の成績は上がらず、成長のない日々の中にありました。
でも、ある日、自分の根本的な課題に気づくことに。
「私は全体像が見えてないんじゃないのか？」
たとえば、９９×９９。
これを１から計算すると、結構しんどい。
私は、筆算して出していたから、ミスも多くなっていました。
これを
１００×１００＝１万
だいたい１万近い数字が回答になるだろうな。
これに気づくようになってから、くふうが生まれてきました。
９９×（１００－１）＝９９００ー９９
圧倒的に筆算するより早くなり、安心して先に進むこともできます。
１０１×１０１は？
因数分解を習い始めると、もう少し早く出す方法もできますが、
１０１×（１００＋１）＝１０１００＋１０１
ほー、単純計算であっても物語があるな。
頭の中で全体像を掴むと、くふうが生まれます。
文系脳で考えるようになると得意分野へ。
楽しくなってきました。
遅まきながら、ここから成績が上がっていきました。
数学的センスを生まれつき持っている方もいれば、
私のように大量の計算問題をこなすことで、ある日気づくこともあります。
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受験生さんにそういう話をしてみると、受験生さんも私と同じような歩みをされていたようです。
「算数が嫌いだから、計算問題は自動的に筆算で出してました」
くふうしながら解いてみます、というお返事をいただくことができました。
こっから♪
鑑定も同じ。
相談者さんの悩みだけにフォーカスすると、小手先の対処療法を提案することになるのですが、
お一人おひとりが持っておいでの力とチャンスの全体像を掴んで
今にフォーカスすると、無理・無駄のない提案ができるようになります。
そんな鑑定を心がけるようになったのは、自分が算数の劣等生だったことも一因かと。
人生無駄なことはないです。
目の前の課題を解決するだけではなくて、まず全体像を見てその先に進む。
受験勉強はシンドイですが、ぜひ楽しんで思考回路をバージョンアップするきっかけにしてほしいです。
あと２カ月ほどで本番。
体調に気をつけて、乗り越えてくださいますように
明日の予報
お出かけによい日。
お天気が良ければ外出してみましょう
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