風水師の織路由麻（おりじゆま）です。
実は９月に、農家さんから、農協に卸す前にモチ米をいくつか分けてあげようかと声をかけていただいていました。
「何袋あるんですか？」と声をかけると、
３０キロの米袋１３袋、３９０キロとのこと。
ううむ。多いなぁ
おもちになると、４５０キロぐらいになるそうで・・・
農家さん「無理しないでいいよ。
自宅用に作ってただけのモチ米だから、もう今年で最後にしようと思って、声をかけただけ」
モチ米は、収穫時期がずれるので（２～３週間遅い）、モチ米収穫だけのためにコンバインを借りたり、特別に精米してもらったりと、手間が大変なのだそうです。
ううむ。
赤字になるのは大変でしょうけれど、、、また遊休地になる農地が増えるのは残念です。
織路「もしぜんぶ頂けたら、来年もモチ米を作っていただけますか？」
農家さん「いつもおもしろいこと言うねぇ。でもね、毎年、かなりの赤字になっちゃうんだよ」
ううむ。
農業は少量生産だと、機械レンタル代も含めて、出費が多くて大変なのだなぁ。抜本的に何か変えないと、農業をすればするほどシンドイ思いをされるのだなぁ。
とはいえ、まずは製造できるのかどうかを探してみようっと。
モチ米をそのまま販売することも含めて、おもちを製造してくれるところ探しからスタートすることに。
今からできることを考えて、
お正月用の「丸もち」がいいなぁと思いました。
製造を業者さんにお願いしようと決めて・・・アチコチに製造をお願いしてみましたが、撃沈続き。
ある製造会社さん
「３９０キロというのは微妙な量で、最低１トンから」
ある和菓子製造会社さん
「もう今から（９月）だと、どこも受けてくれないよ。遅いよ。
夏前から打ち合わせしておかないと」
うーん。
方法を変えて、グーグルで地図を見ながら、個人営業の和菓子屋さんに電話することに。
工場ではない和菓子屋さんは、
「年末年始は、自分の分だけで忙しい」という返答がほとんど。
うーん。
手詰まりか・・・。
そんな中、救世主現る。
U竹さんが「ここは、話を聞いてもいいよと言ってくれてるよ」
撃沈続きを見かねて、お仕事の合間にさまざまな方面に声掛けをしていたよ、とのこと。
「あとは直接やってね」と言われたのでよき日、よき時間を見計らって電話。
その和菓子屋さんは、
事情をよく聞いてくださり、忙しい中、私の心意気をおもしろいとおっしゃってくださって、
「作りましょう。」と言ってくださいました。
さらに、たくさんあるでしょうから、モチ米そのものも少しだけど仕入れましょうか？と。
ありがたいです！
丸もちは１つだいたい５０グラム。
１０個入りにしようというところまで話が進んでいます。
なんとありがたいことか！！
ここまで進めてから、これまたよき日時を選んで農家さんに
「全部買います」と伝えました。
農家さん「ええええ？ほんとに手配できたの？」
ふふふ。そうなんです。
織路「赤字になるとおっしゃっていましたが、モチ米はもう作られないのですか？
もしも、私の農地での作付けを増やせば、田植え機やコンバインを借りる料金が安くなりますよね。
だいぶ石拾いした農地があります。
私もモチ米を育ててみたいです。
サポートしていただけないでしょうか」
農家さん「え？そうしてくれるの？
ありがたい。
赤字になってまで毎年作るのは、もう辞めようと思ってたけれど、自宅のお正月用のモチ米がなくなるのもさみしいなとも思ってたから。
（織路）がやるのなら、機械のレンタル料が安く抑えられるからありがたい」
おおお
そんなわけで、来年から作付けがなくなるはずが、一気にもち米の作付面積が増やせることになりました。やったー。おいしいモチ米になりますように!(^^)!
チャレンジすると、いろいろな可能性が広がるんだなぁと嬉しくなりました。
もう少し具体的にお話がすすんだら、販売の案内をさせていただきます。
今年は袋に、丸もち１０個を入れただけのシンプルなものです。
丸モチを発送すると賞味期限は、冷蔵保存だとお正月三が日まで。
冷凍だと３カ月。
常温で戻して焼けば、ふわふわカリカリになるのだそうです。
急きょ、今年私ができたのは、そこまで。
来年は黒豆など、いろいろ混ぜ込むことができたらいいなぁ。
U竹さん「せっかくの縁だから、来年にもつながるよう、しっかりブログ書いてね。」
たくさんの「好意」が詰まった丸もち、案内をお待ちいただけたらありがたいです。
明日の予報
引き続きお出かけによい日
眼福の風景を見に行きましょう
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