風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
今日は月破。
新しいことを積極的にしたくない日なので、せっせと本棚の整理をしていました。
中高時代の朝の礼拝で使った新約聖書を手に取ったので、懐かしくパラパラ。
今まで意識していなかったのですが、「隣人」という言葉が妙にひっかかりました。
そんなわけで今日は東洋と西洋の「隣人」の概念の違いについて書いてみます。
東洋哲学では愛情の注ぎ方は、まず近くから。
「修身斉家治国平天下」
《「礼記」大学から》天下を治めるには、まず自分の行いを正しくし、次に家庭をととのえ、次に国家を治め、そして天下を平和にすべきである。(コトバンクより)
自分、家庭、一族、親しい友人などと、最初の土台を大事にして拡大していくという考え方があるのですが、
キリスト教を例とする西洋の考え方だと、いきなり敵対するように感じる人を隣人といって大事にしなさいと書いていたりします。
チャットGPT君に西洋の「隣人」について聞いてみました。
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*「善きサマリア人」のたとえ話は、新約聖書に記されているイエス・キリストのたとえ話の一つで、困っている人を助けることの大切さ、そして真の「隣人」とは誰かを示しています。
このたとえ話のあらすじは以下の通りです:
あるユダヤ人がエルサレムからエリコへ向かう途中、強盗に襲われ、身ぐるみ剥がされて半死半生で道に倒れていました。
そこに祭司とレビ人(ユダヤの聖職者)が通りかかりますが、彼らは倒れている人を避けて通り過ぎてしまいます。
次に、ユダヤ人から嫌われていたサマリア人が通りかかります。彼は倒れている人を見て憐れに思い、傷の手当てをし、自分のロバに乗せて宿屋に連れて行き、介抱しました。さらに、宿屋の主人に費用を渡し、足りなければ後で支払うと約束しました。
イエスはこの話を通して、「隣人とは誰か」という問いに対し、人種や身分に関わらず、困っている人に憐れみをもって行動する人が真の隣人であると教えました。
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占術でみたら、東洋も西洋も結局は同じ結果になるということはよくあります。
でも、もととなる哲学が違うんじゃないかなと私は思うんです。
結果が同じでも、考え方や洗い出す順番が違うということには、大切な意味があります。
占術も、発生した場所の哲学の根本を知っておかないと、出た結果を見誤って伝えてしまう可能性があります。
月破の日に手にした新約聖書を懐かしく読みながら、
どの占術でも結果が同じになることが多いという表面的な思い込みや執着でミスを犯す可能性を手放そうと思いました。
明日の予報
誤解をなくしましょう。
考えをきちんと伝えて、同じ絵が描けるように。
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