風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
擇日(たくじつ)という占術をみるときに使う「通書(つうしょ)」の中には、「陰徳」によいという日が出てきます。
陰徳は、誰かに見られることを目的にせずに誰かのために良いことをすることです。
陰徳積むのはいつだってよいことですが、特によいとされる日を選ぶなら、
「天恩」や、「陰徳」という日、「齋礁(さいしょう)」という日になります。
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先日、事務所でU竹さんと打ち合わせをしているとき、渋谷駅での出来事を教えてくれました。
渋谷駅は、現在アチコチ工事中で通路が迷路のようになっていて混雑していることが多いです。
そんな中で、ある50歳ぐらいのサラリーマンが、アチコチの人にぶつかりつつ、縫うように追い抜きながら歩いていたそうです。
U竹さんの肩にも当たり、何だこの人はと思ったとき、そのサラリーマンは、前をゆっくり歩く年配の女性(80歳ぐらい)にも同じように当てて突き飛ばしてしまい、その女性は、勢いよく転んでしまいました。
近くにいた若い女性が「大丈夫ですか」とその方に駆け寄り、起き上がらせようとお手伝いをされている中で、そのサラリーマンは振り返り「チッ」と舌打ちを。
たまらずU竹さん、そのサラリーマンの前にまわり、胸ぐらをつかんで引き留め、
「親ほどの先輩を転ばしてまで急ぐほどの仕事をしているのか!」と一喝。
織路「わー、やっぱりなぁ。見捨てられない性分ですね。」
U竹さん「そうしたら、強がっていたサラリーマンが、ガクッと凹んでしまってねー、しゅーんとうなだれて動けなくなっちゃって・・・。
そのままその女性のところまで戻らせて、謝れって言ったら、うなだれたまま申し訳ありませんでしたと」
織路「それはヨカッタですね。とっさの『親ほどの先輩』という言葉がナイスでしたね。そのサラリーマンがイヤな気持ちで1日過ごすことから解放してあげられたんですね。」
U竹さん「まだ続きがあるんだよね、その女性が、なんと。」
うんうん
U竹さん「こんな場所をのろのろ歩いていた自分が悪かったんです。
お仕事の邪魔してしまったのはこちらなのに、謝らせてしまってごめんなさいね、って言ったんだ。」
織路「えええ!」
U竹さん「そうしたらそのサラリーマン、号泣しちゃって。
ボクも起こすのを手伝った若い女性も目が赤くなっちゃった」
その方の年齢の重ね方はすごい。
後の世代に配慮してくださった言葉だって、伝わってきました。
こういうことが陰徳っていうのかもしれないなと思いました。
いいことしようと思っての言葉じゃないけれど、サラリーマンさん、助けた若い方、U竹さんたちのステージをこの言葉だけで上げてしまいましたから。
そして私のステージも上げてくださいました。
そういう生き方を1つでもたくさんしようと思います。
明日の予報
行動するのによい日。
「天恩」がある、陰徳を積むのに良い日です。
できるだけ自分のココロにも嬉しくなるような過ごし方をしていきましょう
婚活ブログは、お見合い待ち合わせのときにあったらいいものについて書きました。
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