風水師の織路由麻（おりじゆま）です。
今日から春の土用。
土用は、新しいことを始めるというよりは、モノの取捨選択の繰り返しや、思考の取捨選択の練習をする機会を増やす過ごし方がオススメです。
そうすると、大難を無難にはできないかもしれませんが、大難を中～小難にはできる可能性が高くなります。
「織路さん、あのときカフェを手放してヨカッタですよね。」
現在、そういうことを言われることがとても多いです。
見方によっては、ヨカッタのかもしれませんし、そうでなかったかもしれません。
満期契約で終了していても「潰した」と揶揄される方もおいでですから。
土用初日なので、今回はご参考になればと、土用を活用して取捨選択し、思考を削ってきた私のお話を書いてみようと思います。
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２０１３年。
経験がないまま起業、カフェを経営。
大赤字から何とか実質黒字まで。
一人で何でもできると思わないことや、
得意分野に集中特化する大切さを経験を通して学びました。
その間にいろいろなことを削りました。
でも、起業当初から続く
「占術を使って、伝えて、一人ひとりの人生を豊かにするために貢献します」
という想いは、最後まで削られず。
横浜元町のお店の窓から見えた風景
２０１８年、秋の土用。
丸５年の契約を満了したとき、契約を更新せずに終了しました。
内装もキレイでもったいないと言われましたし、共同経営のお話もいただきましたが、飲食はあくまで占術のことを知っていただく手段の１つだと気づいたことをきっかけに
「占術を使って、伝えて、一人ひとりの人生を豊かにするために貢献します」
カフェ形態でなくても貢献できると考え、事務所で鑑定や講座、販売をすることを選択しました。
次の方に使っていただけたらと、転売できる冷蔵庫や什器、スピーカーなどもそのままにして、さらに、スケルトンにするための料金もお支払いして円満に出ていきました。
何かを手放すことで入ってくることが多いです。
フラリと入ってくる方と出会う機会が減りましたが、代わりにご縁をいただく方との深い関係を築くことができるようになり、企業さまからの顧問契約も受けることができるようになりました。
２０２０年、冬の土用。
事務所として借りていた６０１号室を手放すことを決め、またU竹さんの事務所の間借りに戻りました。
やってみて、講座は２階のスペースで十分できるとわかったから、その家賃を削り、隠遁生活の準備を始めようと思ったからです。
場所がなくても、理念の実現は可能なんじゃないかな？
場所にこだわりを持つのを手放す準備をしようと考えました。
そして、今は事務所とは別にある場所を借りてそこで過ごす時間を増やしています。
もっともっと場所へのこだわりを削り、どこでもお仕事ができるスタイルができるのではないだろうか？
あくまでも仮説です。
もう１カ月が過ぎましたが、学習の環境と遠隔での鑑定の機会をだいぶ増やすことができています。
先んじてウェブカメラやDJになれそうなマイクも当時はすぐに購入できたので、遠隔での講座も、風水サロンメンバーさんの協力を得ながら進行中しているところです。
そして今日から春の土用、また次の取捨選択をしています。
新しい事業と、チャレンジと。
だいぶ先のことなので、またいつか。
土用の流れを活用してカラダをゆっくり休める分、考えを整理する時間が増えます。
土用は年４回、だいたい１８日間続きます。
私の事例は、特殊なのかもしれませんが、土用を活用しようという意識がなかったら、基本に立ち戻って考えるという「削る思考」にはならなかったと思います。
皆さまもまずは、お部屋の掃除やモノの取捨選択とともに、考え方を削りに削ることもぜひやってみてくださいませ。
いつもは６月に開催している残り半年の運気を掴むお茶会。
改めて去年１２月の講座でいいからやってほしいとおっしゃる方もおいでなので、
連休明けから募集しようと思っています。
今日から春の土用。
ぜひ１つでも、ご自身のこれまでの不要なものを手放してくださいませ。
明日の予報
振込みや貯金など、お金に関することがオススメです。
土用は突然の災害も起きやすいときです。
手元に現金（小銭も）を持っておきましょう。
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