風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
今日は、冬至(とうじ)。
ブログで易卦の形から、冬至を指す「一陽来復(いちようらいふく)」という言葉があるということを書いたら、もうちょっと詳しくというコメントを何件かいただいたので今日はそのことを書いてみます。
易卦は、方位を3つの棒で表したものを2つ掛け合わせてできたもので、
直線と点線の2種類の棒の組み合わせになります。64種類あります。
そして、ルールがあります。
今回は3つ紹介します。
■1つめのルール:6本の棒の組み合わせを下から読んでいくというルールです。
地雷復は(画像のように)、下から読むと、
1直線、2点線、3点線、4点線、5点線、6点線 となります。
■2つめのルール:直線を陽の気に置き換えて、点線を陰の気に置き換えるというルールに従います。
そうすると、
1=陽、2~6=陰 となります。
■3つめのルール:解釈の仕方です。
陽=お日様が差す時間=春夏
陰=暗闇の時間=秋冬 とします。
そうすると、
一番下が陽の気(お日様が差す時間や昼間が長い春夏)となります。
さて、このルールで冬至をみていくと、
冬至は、最も陰の時間が長い。
だから本来は、全部の棒は陰の気になるんですけど、そうではなくて、陰極まれば、陽に転じる。
もう陰の気は底を打って、ここから昼間の時間が増えていくよ、春が近くなっていくんだよという意味が込められて、一番下の棒だけ陽にして、冬至の卦とされているんです。
「しんどいことはもう終わった。
肌感覚では陰だらけのように感じるかもしれないけど、陰から少しずつ陽に変わっていく時なんだよ」
ということを伝えている卦を解釈して、「一陽来復(いちようらいふく)」という言葉に。
だから夢いっぱい
のびしろだらけ。
肌感覚と違って、もう自然は次の季節の準備をスタートさせています。
さて、そんな一陽来復の冬至。
・・・・・・・・・・・・・・・
ゆず湯
ゆず茶
ゆず酒
かぼちゃ、などなど。
夏に採れたものやお日様をイメージしたものをカラダの中に取り入れながら、
さーこっから!という古来からの思いを味わってほしいなと思います。
かなーり、マニアックなお話になってしまった今日のブログ、
せめて上記の点線の下だけでも伝わったらうれしいです。。。
私は万年竹を窓際に寄せて、お日様の光を浴びてもらおうと思ってます!(^^)!
明日の予報
お布団を干したりシーツを洗濯したりして、睡眠の質を上げましょう
おひさまの匂いがする陽の気たっぷりのお布団で元気いっぱいに!(^^)!
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