風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
新米の残数を全部ほしいという業者さんがいて、飲食店で物価が上がったので・・・というお話だったので、
先日ブログでお伝えしたとおり、在庫をお譲りすることにしていました。

ところが、お渡しという流れになってから、
■価格を勉強してほしい
■もっとたくさん欲しい
という切なる依頼が・・・、大変なんだなぁ・・・。
私が保管している量では足らず、少しでも他の農家さんからも譲ってもらえないかとあちこち聞いていました。
しかし、現在、新米の仕入れ価格は既に30キロで14000円を超えているそうで、そこから上乗せして市価になるそうです(=追加難しい)・・・という報告をするうちに、
■品質は全然問わない、安ければ安いほどいいから
との回答。
ええ?
あれれ?
最初にお渡しした5袋でストップすることにしました。


先日、まったく反対の考えを持つ和菓子屋さんのお話を伺ったばかりでしたので、お店は、それぞれの経営者の考えによって違うのだなと思いました。
経営という側面では、どの考え方も悪くないです。
私も飲食店を経営していたから、食材の原価高騰については大変だと理解していましたが、
農家さんの細やかな作業を見てきただけに、
品質が悪くても安ければいい食材で作った料理をお客さまに出す、というお店にはお渡ししたくないと思いました。
商売とは、決断の繰り返し。
そもそも私はお米で儲けようとしたのではなく、引退されようとしていた農家さんに気持ちよく稲作を継続してほしいという気持ちからスタートしたことを思い出しました。
来年は、もう今から、お米の価格が高騰すると言われています。
買っていただく皆さまにも恩返ししたいです。
できることはわずかですが、農家さんが損することなく、無理ない価格で皆さまにお渡しできるよう人件費を減らすべく私も見回りや草刈りをがんばります!
明日の予報
学習によい日。知識は誰にも奪われない資産になります。
時の流れを生かして学舎選びをしてみましょう。
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