風水師の織路由麻（おりじゆま）です。
台風が近づいてきているそうです。
何度か同じような流れが続いていますので、大きな被害にならないように、しっかり準備をしておいてください。
今日は雨の中、外出の予定がありました。
ぽつぽつ雨が降る中で、工事をしている現場を通り過ぎると、
ガラスが割れている音が続いています。
たぶん、トラックに積む容量を増やすために、トラックの荷台に乗ってガラスサッシを割っているんだと思いますが、私が気になったのは、そのトラックの荷台での言い争い。
若い現場監督風の人が声を荒げているのです。
「〇〇さん、危ないから防護眼鏡をかけてください。上から板を置いてから割ってください。トラックの外に破片が飛び散って通行される方に当たりますよ！」
「おまえうるさいな。こっちはそれでここまで仕事してきたんだよ。怖ければ逃げておけばいいじゃないか」
おーーーー、どこでもよくある姿だなー、正しいことが通らないっていう・・・。
「〇〇さん、ケガは一瞬なんです。今までは大丈夫だったかもしれませんけど、今日は雨も降っています。誰も悲しい思いをしてほしくないんです」
「眼鏡なんかかけたら、かえって手が狂うわ。あほ、どいてろ！」
止めれば止めるほど嬉しくなるんでしょうか、カシャンカシャンとガラスを割っている音が続きます。
「〇〇さん、せっかくご両親が元気なカラダにしてくれたんですから、大事にしてあげましょうよ」
ぴたっ。
音が止まりました。
信号が変わってしまったので、留まることもできず、私はそのまま駅に向かいましたが、この現場監督さん、若いのに本当にすごいなと思いました。
すごいところを分解するとこんな感じです。
①自分のことはおまえと言われたとしても、「〇〇さん」と呼び捨てにせず、年上に対する礼儀があること。
②お客さまのためにも破片が飛び散らないようにしましょう、と仕事としての配慮を求めたこと
③対象者が想像できるような家族に置き換えたこと
なかなかできないなー。
実は、今日は「寒露（かんろ）」
旧暦の１０月がスタートしました。
節気の時は流れが強く、天候も乱れやすく、いろいろな事件や事故が起きやすい日でもあります。
そんな日だから、放っておいたら〇〇さんは大けがをしたかもしれません。
現場監督さんのおっしゃったとおりで、事故は一瞬ですから。
何も起きなかったことは評価されづらいけれど、
自分の仕事仲間が健康で安全でいられるように、しっかり伝えようとするその現場監督さんは出世するんじゃないかなーと思いました。
私もそういう姿勢を持つようにしよう！
そんな気持ちで出かけた外出先では、トラブルもなく、用事はすぐに終了。
気づきからスタートする１０月になりました。
さ、いよいよ土用月。
しっかり胃腸を休め、筋肉を程よく鍛えるよい１カ月にしていきましょう！
明日の予報
大難を小難にできる日。
体調不良が続くときは、食材やサプリメント、整体など他力を活用してみましょう。
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