風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
「朱に交われば赤くなる」
良い友人を選ぶことは大切だということわざです。
朱色は、お習字のときに先生が使う墨や、印肉のような色で、少し黄色みを帯びた赤色ですが、人は周りの環境に支配されやすいということを説いています。
※中国のことわざ「近墨必緇、近朱必赤」(墨に近づけば必ず黒く、朱に近づけば必ず赤くなるの意味)から。故事ことわざ辞典より転載
会社の方と一緒にランチに行くのがツライというご相談がありました。
「いつも同僚はグチを言っては悲劇の主人公になっていて、皆で慰めているんですが、せっかくのお昼休みなのに、同僚はスッキリするかもしれないですけど、私は落ち込んでしまうことが多くて・・・」
織路「私なら、行かないですけどね。楽しくないですもん。ほかの同僚の方はどうなんですか?」
「みんなだんだん感化されてきたみたいで、それぞれの職場のグチを言うようになってきたんです」
そうですよね。各自もスッキリしたいですからね・・・。
「一人でランチする勇気がなかなかないです。さみしくないですか?」
織路「いえいえ。それよりも、感化されてしまって、自分が望む姿になっていないことの方がさみしいです。朱に交われば赤くなるっていうじゃないですか、それぐらい人は弱いんですもん。」
この方は、占術でみても、相手に合わせてしまう性質があるので、なかなか抜け出すことは大変かもしれません。
一人でいる理由ができ、その方の軸になるような学習をオススメしてみました。
織路「何かしら資格を取得するなどして、お昼休みに一人でいてもさみしくない習慣作りから始められては?」
フラワーアレンジメントがお好きだとのことで、早速、スクール探しをされることに。お花関係を選択されるとは、さすが「乙(きのと)」さん、ピッタリです。
「上手に作ることが出来るようになったら、プレゼントしますね」
楽しみにお待ちしています。
人は完璧ではないので、一人では生きていけないものです。
補い合い、高め合うような仲間を見つけて付き合っていけたら、幸せになる可能性は一人でいるよりも何倍にも高くなると私は考えます。
探すポイントは、最低でもこの2つを叶えていること
①その人と一緒にいて「イヤだな」と思わない
②自分が欲しい知識や能力がある
明日は、二十四節気でいう、霜降(そうこう)という日。
よい仲間に巡りあうための変化をシッカリおこしていきましょう!
明日の予報
季節の変わり目をいろいろ感じる日。
そろそろ冬用の洋服を出して準備をしていきましょう
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風水師 織路由麻

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