横浜元町中華街の開運カフェ はこにわプレート店長の織路由麻(おりじゆま)です。
カフェをしていると、いろいろなことがあります。
今日は、別のことを書いていましたが、夕刻に来られたお客さまがお帰りになり、
不勉強の分野なので、あまり「こうすればいい」という具体的な方法が出せたわけではなく、
「考えてみます」とお帰りになりましたが、気になってしまい・・・。
その話を書いてみようと思います。
この方の運勢は強い方で、「こうしてみよう」とまず動きさえすれば
大きく開運されるのに、過去の経験が足を引っ張り、
どうせ自分は、と思ってしまい前に進めないでいます。
ご家族の受験のこと、ご家族とのあり方、会社でのこと、
人間関係のことなど、一度に重なってしまい、
いっそ、家を離れ、家族とも縁を切り、一人になりたいと、
そこまで追い込まれてしまいました。
織路「ご自身の理念は何ですか?どんな風になりたいですか?」
お客さま「特にないんです。とにかく、家族のためにまず困らない給料をもらいたい。
子どもが生まれたことを理由に専業主婦にしてしまったから。
子どもたちに楽しい思い出をたくさん作ってやりたいし、旅行にも連れていきたいし、
夜中の帰宅にならないよう、株やFXで儲けられるようになりたいし。
それが叶ったら、自己実現のことを考えようと思って。」
責任感がある方ですが、その分、誰よりも引け目を感じてしまい、
なかなか家で会話もできず、ご家庭でもどんどん居場所がなくなり、辛くなっている様子です。
体育会系だっただけに、出向先で年下の人から、「あのさー」という態度で
命令されることにも、そういう職場の雰囲気にもザワザワと心が動き、
結局は、そんな小さなことが気になる自分が悪いと、自分を責めてしまっています。
織路「来年には良くなりますよ。今年は『病』が回る典型的なケースで、ついつい自分が悪いって
考えてしまうんですよね。」
できないことではなくて何ができるかを考えていくことをお伝えし、お見送りしましたが・・・。
スタッフも帰宅し、誰もいなくなった店内を見渡しながら考え続け、
どうして満足いただける言葉が言えなかったのか、やっと気づきました。
ワタシは、お客さまの自己実現のために、まず金運を上げたいという直接的なことを
どう叶えようとずっと考えていたけれど・・・。
この方は、本当は金運ではなくて、「自分が役に立てた」と思える居場所を探していたし、
信頼できる場所を探していたんだろうと思いました。
ワタシと同じ「世の中のお役に立てた」と、毎日感じられるかどうかだったから
ここに来てくださったんだなぁと。
理念がないのではなく、どんな業種であったとしても、
しっかりお仕事した結果として、喜んで会社が給料を上げてくれて
家族が喜んでくれて、役に立てたと思って毎日過ごすことができる
そこに軸があったんだろうとやっと思い当たりました。
ブログを読んでくれていたらいいなと思いつつ、
ふらっと寄られましたが、また来てくださるといいなぁ。
ワタシこそ、まだまだだーーー。
こういう時は、何もかもイヤになります(職人おり爺なもんで)。
でも、こっから上がって行くことで、高くなりそうな自分の鼻を事前にへし折ることができたと
起きた現象をもとにはい上がって行きたいと思います。
それが来てくださったお客さまへの恩返しだと勝手に思って・・・。
明日は、シッカリ勉強する時間を確保するだけでなく、
相手の本質を見通すためのココロの目を開く訓練をするつもりです。
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風水師 織路由麻
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