風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
今日は、16日に観劇した「いきのね」について
「花祭(天竜川水系、愛知県東栄町に伝わる神事芸能)」へのオマージュなのだそうで、8つに分けられて演じられていました。
1、悪霊を祓う山の神
2.人間や動物の死体から現れた魂
3.土の怪物
4.源流
5.人を祝福する山の神
6.市ノ舞、三ツ舞、四ツ舞、楽の舞、湯囃へのオマージュ
7.舞い手、観衆の心身を清める
8.四人が手印を組み祭りに集った神々の心を静め元の場所へ帰り、手印を組んだ人が神性を持つ
チケットが2列目の真ん中の席だったので、ダンサーの汗が飛び散るぐらいの距離で息遣いまで聞こえてきそうな迫力がありました。
体力、よく持つなーーー。
バレエをしていた上のオコタマは、行く前までは、コンテンポラリー系は眠くなる可能性があると思っていたようですが、ずーっと楽しくみていました。
「作品もよかったけれど。これだけ揃って踊っていても、必ず目が行くダンサーがいて、この差はなんだろうと思ってた」とのこと
カッコよさとか、筋肉の作り方とかではなく、人を引き寄せる魅力って何だろうねと。
私は私で、
①悪霊が舞ったあとは、
②鈴が聞こえ、
③そのあと、源流(水の音)が聞こえ、
④青鬼とともに人が舞い始め、
⑤大きな蝋燭が入り、
⑥揃った同じ演技が続く
という流れが、
①土の気⇒②金の気⇒③水の気⇒④木の気⇒⑤火の気⇒⑥土の気
占術で使う五行の流れと同じだったことで、
やっぱり永く続く、重要無形民俗文化財に指定された「花祭」は、自然の流れに逆らわないものなんですね。
舞台に敷き詰められた土は、1トンもあったそうです(教えていただきました)。
「土から生まれて土に還る」
土の気の時にはニコリともしないダンサーさんたちが、木の気になったとき、大きな音になり、叫び、笑顔で踊るという演出も五行の流れに合うものなので、かなり学ばれたんだろうなと思いました。
オコタマと私の感想はそれぞれ違うものの、
派手な衣装はないけれど、たった2回の公演なのに土を1トン。
ギリギリまでそぎ落としたシンプルさで思いを伝えようとされた気概を感じるステキな公演だという感想は一緒でした。
私の生き方も、鑑定もそうありたいと思いました。
占術を活用するということは、流れを整えて幸せが長く続くようにすることと同じです。
これまでは、いかにも風水というカフェは作らなかったし、見えないものが見えるとも言わなかったし、派手な衣装で鑑定を演出することもなかったけれど、この先、つい慢心して、それを誤魔かそうとして、間違った演出をしてしまうかもしれないから・・・、
原点から外れそうにならないよう、また行くつもりです。
来年1月中旬、また神奈川芸術劇場で今度は演劇で披露くださるそうです(日取りなど詳細は未定)。
楽しみが増えました!(^^)!
明日の予報
雨水(うすい)、寒い中でも春がますます近づきます。
巡りがよくなるように、春を感じるものを探してみる1日に。
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風水師 織路由麻
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