風水師の織路由麻(おりじゆま)です。
今日は風水グッズのお話を書いてみようと思います。
ずーーっと前のお話です。
鑑定でご自宅に伺うという機会がありました。
ご自宅は、とてもよい気が流れているからぜひ感じてほしいとお誘いくださったからです。
ご自慢のお部屋を紹介いただいたのですが、最初にご案内いただいたお部屋には高級な水晶などで彫られた龍の置物や絵がたくさんありました。
「ウチは龍が飛びまわっている」とのこと、龍の置物には特別にそのような装置がついているとおっしゃいます。
他にもたくさんの仕掛けが施されたものなのだそうです。
「私はそういうものはみえないので・・・」
別のお部屋に行くと、今度は観葉植物がたくさんあったり、壁紙が赤かったり、磁石のようなものが置かれたりしています。
ふくろうやお守りなどのいわゆる縁起物をたくさん置いてらっしゃる家とは全く違って、なにやら法則性があります。
専属の風水師か、スピリチュアルの方がいらっしゃるのだということが伝わりました。
私は、試されているんだなぁ。。。
というわけで、次のお部屋に行く前に、少し時間を頂戴し、間取りを見ていろいろ計算してから質問。
織路「お子さまのお部屋は、赤い陶器のものがありませんか?
〇〇さまのお部屋には、金属のもの、たとえば鈴などが置かれているんでしょうか」
「織路さん、みえるんですか?」
実際は風水の理論を活用してグッズを決めているように思ったので、それを当てたまでです。
でも、風水ではなく、スピリチュアルな要素として販売されているようでした。
織路「スピリチュアルなことはわかりませんが、何事もバランスが大事だと思います。
グッズに頼りすぎているのではないでしょうか」
当時は、結局、あまり納得いただいた様子はなく、もっとスゴイと言うべきだったのかと、とぼとぼ帰宅したのですが・・・。
先日ご連絡をいただき、
その先生を卒業されて、グッズも土用を活用して捨ててしまった、というお話を伺いほっとしました。
「織路さんに、何事も行き過ぎはよくないと言われた言葉が残っています」
私自身はもう少しマニアックなことをたくさん言っていたのですが、結局、当たり前のことが記憶に残っていたようです。
私も言い方をくふうしないといけないなぁ。
その方の当時のお部屋は、今はすっきり、どんなお客さまが来ても、変に思われない間取りなんだそうです。
「黒歴史なので、記憶も封印しました」
幸せになりたいという気持ちが強すぎると、突飛な考え方やグッズに惹かれがちになりますが、あくまで住居は「住んでいてここちいいかどうか」
そんなことを改めて思ったお話になりました。
明日の予報
片付けに良い日。
コンロの掃除や冷蔵庫の掃除をしてみましょう
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